こんにちは、あかりです。
またまた、国語の勉強法を
紹介します。
今回は“漢文”の勉強法をです。
あなたは、漢文を
どういう風に考えていますか。
私は
“古文を省略したもの”
だと考えています。
漢文を読むときは書き下しし
和文を現代語訳にしますよね。
和文とは
漢文を古文のように
書き直したもの
のことです。
あなたは
「漢文を書き下しって面倒くさい」
と思ったことがありませんか。
私は常に
「二度手間だなぁ」
と思っていました。
しかし、
書き下しの手間を嫌がり
漢文のまま読み解くのは
かなり時間がかかります。
素早く解くには
急がば回れ
です。
では、
漢文の書き下しは
何が面倒なのでしょうか。
レ点や送り仮名がある漢文は
簡単に書き下すことができます。
やはり、
白文を書き下すのが
面倒なのです。
白文の状態では
何が何だか
よく分かりませんよね。
しかし、きちんと要点を押さえれば
白文でも簡単に
書き下しができるようになります。
これから紹介する方法は
白文を書き下せるようになるものです。
漢文自体の点数を上げるには
漢文特有の漢字や読み方を
覚える必要があります。
そちらは
教科書や模試に出てくるものを
片っ端から覚えるほかありません。
しかし、これを知ることによって
時間をかけずに
問題を解けるようになります。
逆に知らないことによって
知っている人の2倍は
時間がかかってしまうのです。
時間制限のある試験中では
スピードがものをいうため
ハイペースで解く必要があります。
この勉強法は
スピードを
手に入れるための
ノウハウです。
そのノウハウとは
“漢文は
主語・動詞・その他
と割り切る”
ことです。
今、あなたは
「その他って何?」
と思ったことでしょう。
“その他”とは
助詞や助動詞、修飾語など
本当に主語と動詞以外を
意味します。
試験の解答では
隅から隅までの書き下しは
求められません。
つまり、求められた場所以外は
意味が分かればいいのです。
文章を構成するのは
主語と動詞です。
追加要素として
助詞や助動詞がおまけで
付いてくると考えましょう。
では順序立てて
白文の書き下し方を
3つの段階で説明していきます。
まず、
主語と述語を
確認してください。
これは後で“その他”を理解するのにも
必要となります。
次に、
“その他”を
パーツ分けしてください。
正しく読み取るには
これが重要となります。
最後に、
主語
↓
並び替えた“その他”のパーツ
↓
述語
の順に並べます。
主語と述語が分かれば
問題の5割は解くことができます。
“その他”を熟語や句法で
パーツごとで区切ることで
並び替えれなくても
問題の9割は解くことができます。
“その他”を並べ替えるには
レ点や再読文字、一二点の理解が
必要になります。
これらは“練習あるのみ”です。
繰り返し書き下しを行うことで
白文でも正しく和文にすることが
できます。
この3段階を出来るようになることで
素早く白文を書き下す
ことができます。
和文にすることさえ出来れば
古文と
変わりありません。
あなたが
白文の書き下しを
身に着けたいなら
今すぐ
主語と述語とその他に
割り切ってください。