大好評
「日本独自ルールご紹介 ←和式洋式マナー?」
4回目をお伝え致します![]()
今までお伝えした日本独自ルールご紹介はこちら
特に連載ではありませんが![]()
3から6は連載です
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日本の
和式洋式マナーは
国際的なスタンダード
ではありません
何度もそのように
お伝えしております
今回は
こちらのドレスコードに絞って
お伝えしたいと思います
- 即位礼正殿の儀
- 叙勲伝達式
今上天皇ご即位
即位礼正殿の儀
左 安倍元総理
Wikipediaより
勲章 wikipediaより
上皇陛下の叙勲伝達式の時のお召し物
今上天皇も
こちらのお召し物でいらっしゃいます
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最初に
簡単なクイズです
英国で
ドレスコードが作られたのは
いつの時代か
ご存知でしょうか
- ヘンリー8世の時代 (在位 1509年から1547年)
- エリザベス1世の時代 (在位 1558年から1603年)
- ジョージ4世の時代 (在位 1820年から1830年)
- ウィリアム4世の時代 (在位 1830年から1837年)
- ジョージ6世の時代 (在位 1936年から1952年)
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ジョージ4世は
リージェンシーという
英国のいわゆる
バブル時代を築きました
フランス料理の偉大なシェフ
アントナムカレーム氏が
ロシアを経て英国へ移住し
英国王室の宮殿で
素晴らしいお料理を
提供していたこともあり
この時の英国王室は
一番華やかだった
と伝わっています
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ジョージ4世(当時皇太子)が
イートン校(高校)にご入学後
ジョージ・ブライアン・ブランメル氏と
出会います
ブランメル君は
父がナイトの称号を得た
1代限りの貴族の子供でした
おしゃれなブランメル君は
みんなの憧れの的で
ボウブランメルと呼ばれていました
ボウとはおしゃれさんという意味だそうです
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ブランメル君は
イートン校を卒業後
グレナディアガーズ
つまり
近衛兵に入隊し
地方都市へ赴任しました
↑エリートであることを示しています
しかし
おしゃれなブランメル君は
華やかなロンドンが大好きで
ロンドンを離れがたく
なんと軍隊を除隊してしまい![]()
またロンドンへ帰ってきました
そんなブランメル君の驚きの行動も
ジョージ4世(当時皇太子)には![]()
輝かしく思えたご様子だったのです
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ジョージ4世(当時は皇太子)が主宰する
夜間のパーティーへ
ロンドンにいるのだからと
ブランメル君もご招待しました
ブランメル君自身は貴族では無く
軍隊も除隊してしまい
一般人扱いとなってしまいました
どのような服装で参加するのか
注目が集まりました
ブランメル君が着用したのは
なんと
軍服を自分でリメイクした服装でした
↑しかも近衛兵の軍服では無く
一般的な軍隊のコート
一番美しい軍服と称された
ポーランドの傭兵が着用していたコートを・・・![]()
wikipediaより
当時
フランスで流行っていた
乗馬用の白いブリーチに
乗馬用のブーツ
自慢の美しい脚が見えるようにと
腰から下のコートの前身頃を
切ってしまいました![]()
この服装で参加した
ブランメル君のことを
ジョージ4世(当時皇太子)は
大絶賛します
また別の日
ジョージ4世(当時皇太子)が主宰する
昼間のフォーマルなパーティーへも
ブランメル君をご招待しました
この時
ブランメル君は軍服を
前回とは違うリメイクをして
着用していました![]()
そのリメイクした服装は・・・
フランスで流行っていた
乗馬用の白いブリーチに
乗馬用のブーツを合わせ
やはり
自慢の美しい脚が見えるようにと
腰から下のコートの前身頃を
今回は曲線を描いて
切ってしまいました
ジョージ4世(当時皇太子)は
またも
ブランメル君の服装を
大絶賛
国王主催のパーティーへ
貴族や軍人しか参加できなかった時代に
一般人であるにもかかわらず
どうどうと服装を凝らして
出席したブランメル君は
なんて勇敢な
国王の友人なのでしょう!!
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当時
一般人達との距感感を詰めたいと
感じていたジョージ4世(当時皇太子)は
王室メンバーで「狩り」の式典で
使用していたロンドンの広い草原を
一般人の憩いの場として使えるよう
「公園」という仕上げにして
世界で初めて
一般公開したという
輝かしい功績のある
国王です
↑リージェンツパークなどです
ジョージ4世(当時皇太子)は
一般人も参加できるパーティーの時の
服装=ドレスコードを
模索していたに違いありません
![]()
ついにここで
国王や貴族達が主宰する
フォーマルなパーティーへ
一般人が参加する際に
着用する服装が決まりました
さらに
一般人も参加する
フォーマルなパーティーでは
国王や貴族達も
一般人と同じ服装で参加することで
一体感を得られることになりました
これこそ
ジョージ4世(当時皇太子)が
心から望んでいたこと
でもありました
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もしあなたが
日本の伝統を大切にしたい
もしくは
海外の方々にも
日本の伝統を大切にしてもらいたい
と思うのなら
海外の伝統にも
同じく敬意を持って
接するべきではないでしょうか
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次回は
日本独自ルール=和式洋式マナーでは
どのようになっているのでしょうか
をお伝えしたいと思います
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<イギリス風な年末の過ごし方>
英国では
冷蔵庫が無かった時に
ミンスミートという
酸味の強いフルーツなどを集めて
その中に
お肉などを保存しました
現在、英国では
そのミンスミートという
ぬか床のような具材を
パイ生地に包んで
お菓子にしています
毎年
1か月ほど![]()
ミンスミートを寝かせて
満を持して![]()
11月からサロン教室に
ミンスパイを登場させます
私のミンスパイは
バッキンガム宮殿で
晩餐会があるたびに
お呼びがかかり![]()
お菓子を作っていた
どうぞお楽しみに!!
ミンスパイ
自宅サロン教室 ;
東急目黒線「武蔵小山」駅 徒歩4分
11月12月のレッスンではミンスパイをご提供致します
<11月開催サロン教室情報>
英国式ティーマナーズクラス
「シュー・ア・ラ・クレームのお召し上がり方レッスン」
11月 13日水曜日 12時から
11月 16日土曜日 13時から
ご参加費用 6000円
イメージです
国際マナーズテキストクラス
1年間でマナーズブックが完成!
「コース料理とお飲み物」
英国式の朝食でのテーブルマナーレッスン付き
11月 14日木曜日 12時から
11月 17日日曜日 13時から
ご参加費用 7000円
イングリッシュブレックファスト(2023年3月)
イメージです
拙著 ![]()
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