さてさて、出産レポをまとめましたのでずらずらと書いていきます。
これを書くにあたりフォロワーさんをはじめ何名かの出産レポを読んだのですが、私より壮絶な人はいっぱいおりました…。
大騒ぎしてすいません、でも私もしんどかったよ!という気持ちです。こういうのは比べちゃいけません←
では、本題。
当初、病院から渡された計画無痛分娩のスケジュールはこうでした。
前日16時 内診のあと、バルーンで広げる
当日朝8時 様子を見て再度バルーン
当日朝10時 促進剤注入
当日昼12時頃 麻酔注入→出産 おめでとう!
的な。
これを信じ、前日入院した時(15時ごろ)は「明日の今頃は赤ちゃんとご対面かあ」とソワソワしたものです。
コロナの関係で立ち会いは生まれる直前のみと言われていた旦那には、「お昼頃には病院の近辺でスタンバイしといてね」なんて言ったものです。
これが、甘かった。
それでは実際のお産を振り返ってみましょう。
出産前日
6時
出血あり。下痢と生理痛を足して2で割ったような腹痛。2時間くらい不規則に強くなったり弱くなったりしつつも一旦引く。その後も不規則に張る。出血は生理1日目くらい。
10時
一応病院に電話するも、おしるしだと思うので様子見を言い渡される。予定通り入院してね、と。
↑計画分娩当日におしるしなんて、いいタイミング!子宮口は開いているかしら?と期待する(笑)
15時~16時頃
病院入り。いろいろ準備して内診。子宮口はまだ1cm(あれ?)
バルーンを入れる処置を行う。その後NST。
16:30頃~
生理痛をレベル1とすると、レベル1がデフォルトからの、7~8分間隔でレベル3くらいの痛みが来る。
あれ、これ、陣痛か?今だけだよね?まさかこの状態で夜を明かせとか言わないよね?なんなら今日中に産まれる?
旦那と母に実況LINEをしつつ、「バルーン 痛み」とか「計画分娩 陣痛」とか検索する。
当初30分の予定だったNSTが1時間に延び、2時間に延び…。
痛いと訴えるもスルーされる。
19時頃
一旦部屋に戻る。この時には、レベル0(痛くない)~レベル3くらいの波に変わっていた。おそらくさっきのレベル1は内診の影響に寄るもの。
ロクに食べる気になれずパンだけ食べておしまい。
20時半頃
寝る前にもう1回NST。赤ちゃんは異常なし。
痛みを訴えるもスルー。
当日
~2時頃
相変わらず0~3を行ったりきたりするので、気を紛らわすために持ってきていたDSで遊ぶ(Switchだとかさばるから笑)。3になった時は深呼吸でなんとか散らす。
~4時頃
うとうとしつつ、3の痛みで目が覚め、またうとうとする。
4時頃
トイレに行ったらずるん、とバルーンが抜けた!ナースコールしてLDR室に呼ばれる。
NSTして問題なし。そのまま待機。
8時頃
内診の結果、子宮口3cmくらいに広がっていたため、本来もう1回バルーンだったが、バルーンなしでいきましょう、ということに。やったね!
麻酔を入れるのは子宮口が5cm開いてからと言われていたので、これならあとはこのまま2cmくらい開いちゃうんじゃないのー?レベル3~4くらいの陣痛だけど、我慢できないわけじゃないし、あとは麻酔で楽勝だね!
と思っていた私に伝えたい。
その痛みはまだ序の口だったということを。
ここから先は時間感覚がうろ覚えなので細かくは書きませんが、朝の10時頃に来ていた旦那や母のLINEをことごとく未読スルー(よくて既読スルー)していたので、この辺からツラすぎてスマホをいじるどころではなくなる。
ここから16時半頃までの経過。細かい時間は不明ですがだいたい時系列。ちなみに陣痛のレベルは徐々に上がり、マックスでレベル8(生理痛の8倍)くらいになりました。
・2回目のバルーンは免れたが陣痛促進剤は避けられず。点滴に繋がれる。
・レベル5くらいの段階で助産師さんから「もう少しで麻酔ですからね。今どのくらい痛いですか?」と言われ「これ以上痛くなるならもう無理です」と答え、内診してもらうも、子宮口4cmくらいしか開いてないのと、子宮口が必要な柔らかさになってないのでまだ無理ですと言われる。
なんだよ!5cmになったらって言ったじゃん!ここに来て固さとか柔らかさとか新たな指標を出すんじゃないよ!
・とにかく、痛みのないインターバルタイムで力を抜けと言われ、言われなくとも寝落ち→痛みで目が覚めを繰り返す。
・叫びまくって助産師さんに深呼吸して!とたしなめられる。
・まだですか?まだですか?としつこくなる。もうすぐ麻酔もうすぐ麻酔詐欺に合いながら耐える。
・子宮口はいい感じに開くが、今度は「1回の陣痛が短くてまだパワーが足りない」と言われる。えー!また新たな指標をここで持ち出すなよおおおーーー
要は陣痛のパワーがないと麻酔で陣痛が弱まり赤ちゃんが出づらくなる、余計に時間がかかるという理屈だそうです。わかるけど、わかるけどしかし……。どんどんゴールを再設定される気持ちを察してくれ…!!
・もう1回内診しましょう→激痛
・やっぱりもう1回バルーンいれましょう→激痛
・バルーンは結局入らず激痛損
・まだ麻酔は無理との診断
※確かこの辺で、衝立挟んでお隣の妊婦さんが出産し、私は放置される。
・お隣さんの対応が忙しいのはわかるけど、私は!?私の麻酔は!?この辺でもうただ痛いからという理由で特に用もないのにナースコールを押す(ハタメーワクな患者)
・「今痛みどのくらいですか?我慢できる、が3~4、スマホいじれないくらいが5、失神しそうが10」と言われる。
いやもうスマホなんてとっくにいじれてないし!失神はしないけどそれでいったら8くらいだよ!ということで伝える。
・ようやく麻酔の許可がおりる!!もうすぐ先生きますからね詐欺に合う。(お隣さんの対応で手が離れない)
・私があと何分で先生きますか?としつこいので麻酔ができる別の先生が来る。からのまたもうすぐ先生きますからね詐欺
たぶん16時半頃
ようやく麻酔!!30分くらいで効いてくる。
17時半
旦那さん呼んでもいいですよと言われる。ほぼ半日未読スルーしていた旦那に電話。とは言え、生まれる直前でないと部屋には入れてもらえないのでロビーで待機。
※結局、持ってきていたテニスボールとかうちわとか汗拭きタオルとか、陣痛中旦那がいないから意味なかった。
~18時半頃
麻酔が効き、寝落ちしたりしつつも待機。子宮口がついに全開に!
モニターのお腹の張り度数みたいな数値に合わせていきんでみるが、まだ産まれなさそう
~20時半頃
相変わらず産まれない。そろそろ3時間経ち赤ちゃんも苦しくなるので21時までに産まれなければ吸引分娩にしましょうと言われる。
21時
吸引分娩の準備開始。いきみつつ、胸の下?肋骨を男の先生に力強く押されながらチャレンジ。なかなかうまくいかない。
21時15分頃。
鉗子で出しましょうということでベテランの先生も登場。ここでベテランの先生衝撃発言
「これでダメだったら帝王切開だな」
こ、ここに来て帝王切開かよ!!
絶対やだ!それなら最初からそうしてくれよ!!
今から帝王切開なんて絶対嫌だ~!!
その一心でいきむ!!
21:30
旦那がやっと呼ばれる(ほんとに最後のおいしいとこだけだった!)
最後のいきみで、にゅるんという感覚と共に無事出産!
3180gの女の子でした。髪の毛がめっちゃ生えててびびりました(笑)
すぐにいったん抱っこさせてもらいました。さすがにちょっと泣いた。でも号泣するのは恥ずかしいので涙ぐむ程度に抑えました。旦那も泣いてたらしいです(笑)最後の最後しか見てないくせに(笑)
現在退院し、だいたい生後1週間。結構大人しいというか、まとまって眠ってくれる親孝行な娘です。おかげさまで昼寝ができます。
このブログの今後の方向性ですが、しばらくはちょこちょこ育児レポみたいなのを載せるとは思いますが、キリがなくなりそうなので(笑)、頻度低めになると思います。
あの針でピピっと採取した卵子からこんな風にいっぱしの人間として生まれてきてくれたことが本当に不思議というか、感慨深い思いです。うう、不妊治療してよかった。
それでは、初めての育児、がんばってまいります!ここまで読んでくださってありがとうございました!