新しい病院のはなし。
今んとこ不満はない。
若干、「ぼったくりではないか・・・?」という気持ちもありますが、それは私が不妊治療病院というものすべてに抱いてしまう感情なのでもうこの件で疑心暗鬼になるのはやめようと思います。(思いますって、そんな強制的にやめられないとは思うけど)
ただ、ひとつだけ違和感というか、それはちょっとどうなのかと思ったことがありまして。
一番最初に診察に行った時、まずは小部屋に通されて看護師さんから今までの治療歴を聞かれたり説明を受けたりしたんですが。
この小部屋の壁にですね。
赤ちゃんの写真とか年賀状がぎっしり貼ってある。
うーん。
わかるよ?貼ってる理由もお気持ちもなんとなくわかるよ?
でもさあ、やっぱり、パッと見て
Oh,ココロガザワツクネ
って思っちゃうわけですよ。
ほら、不妊の人って全員じゃないにしろ結構な割合で赤ちゃん見るのツラいとかあるじゃないですか。
旦那に言わせれば
「え~、それって、こんなにたくさんの患者さんが赤ちゃんを産みました!っていうアピールでしょ?それに年賀状送りたくなるほど親身になってくれる病院ってことじゃ~ん。俺はいいと思うけどな~」
ポジティブかっ!
いや、どちらかというと私がネガティブなんですよね、そうですよね、ハハ。
もひとつ旦那のポジティブ話。
この病院の売り文句に「妊娠した方の70%が1年以内に妊娠しました。1年以内の妊娠を目指して当院はあなたをサポートします」的な文言がありました。(病院バレるかしら。まあ似たようなところあるよねきっと)
これを見た旦那。
「すっげ~、70%だって!この病院にして正解だねっ!」
お~、ポジティブだね旦那くん。だがしかし、君のその発言はポジティブで片付けるわけにはいかないんだ。
よく読むんだ。よく考えるんだ。君は理系だろう。
「妊娠した人のうち70%が1年以内に妊娠しました」だから。
「通ってた人のうち70%が1年以内に妊娠しました」じゃないから。
変な話、500人患者がいてそのうち490人が妊娠できず諦めて病院を去り、残り10人が妊娠して、そのうち7人が1年で妊娠しましたって場合でも言えちゃうからね。
これぞ数字のマジック。
これを見ている学校の先生がいらっしゃいましたら、算数の文章題で使ってみてください。
算数にも国語の読解力が必要ってこういうことなんですね~。はあ勉強になったわ。
さすがにそこまで極端じゃないだろうし、なんだかんだいっても「1年で7割」はやっぱり耳障りがいいので「ま、いっか~」って思ってます(笑)
とりあえずここで1回体外受精やってみて、ダメならまたふらふら考えてみます。