学校へ行く意味 | ココロのコトバ

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起立性調節障害という病気で、中学は2年半完全不登校だった息子。
単位制の通信制高校に進み、見違えるように生き生きと高校生活を楽しんでいます。

前向きに一歩ずつ…息子と娘とシングルマザーの私で歩んでいます。

あいかわらず息子は高校の友達と遊んだり

中学時代の友達と遊んだり

時には高校の友達と中学の友達をミックスして遊んだりと

ほんとにいろんなパターンのメンバーで遊んでいる。


先日、中学時代の友達K君とカラオケに行った時の話。

K君は頭が良く、無事にハイレベルの進学校に進んだそうです。

息子も小6まではK君と同レベルの成績で頑張っていました。


そのK君の高校は家で予習を3時間かけてやったところを

次の日の授業では

ほんの10分ほど説明して進んでしまうそうです。

どんどん授業は進んでいくそうです。

中学で上位だったのに、最初のテストでは中の下だったそうです。


その話を私に話してくれた息子がひと言。


『それって学校へ行く意味あるのかなぁ・・・?』


私は一瞬、耳を疑いました。

(今、なんて言った?)

(今、『学校へ行く意味』って言ったよね?)


先日、息子に学校のノートを見せてもらいました。

英語は a b c のアルファベットがびっしり書かれていました。

国語のノートには自分の名前が丁寧にびっしり書かれていました。

数学は100マス計算をやっていました。

学校へ行けなかった子たちのために初歩の初歩から一緒に進んでいきます。

誰もおいて行きません。

息子もバカらしいとは思わず一生懸命に取り組んでいます。

仲間と一緒に学び、一緒に伸びていく、支えあい、助け合い・・・ 


『学校へ行く意味』

息子は『学校へ行く意味』をいつのまにか自分で見い出していたんですね。

息子がずっとずっと探してた答えが見つかったようで・・・嬉しかったです。


ちなみにこの学校、卒業時には東大に進む子もいるそうです。

いったいどんな学習指導なのか??

今後が楽しみです。