ファッションモデル賛美歌 | 橋本ルル オフィシャルブログ Powered by Ameba

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テストやっとおわったー(/´△`\) あたらしいヘアカラーほんとかわいい♡♡♡♡
てかそれバイトOKなの!? いいなー(._.)校則でどっちもダメなんだよね。。(._.)
こないだのTVもみたよ!かわいすぎてやばい無理。。
なんかTVでみれるなんてびっくり(@_@)

 

来年は受験生だからイベント全然いけなくなっちゃう(i_i)
でも、これからどんなに有名になっても、
私のこと忘れちゃっても、、
私はずっとずっと ちゃんのこと大好き♡

 


 

 一人ぼっちの誕生日、ネットの廃墟フラついてたら何か見ちゃった。
ピュアで切実な、夢だったモデルへのキラキラした憧れとかすごく前向きなリスペクトみたいなもの。
私はもう忘れちゃったのかな。きっともう使わない顔文字に一番美しかった熱が超高密度で詰め込まれてる感じがして、苦しい。
アルバイトも金髪も恋愛も、自由になれば退屈でしかないのに。

 

おぞましいストーカー達のニュース。恋愛スキャンダルに上がる罵声たちの画像。セックスを狙うには売れてない子だと語るブログ。
なんとか触ろうと邪な算段に余念のないおじさん達にはきっと永遠にわからない、美しい送信箱の宝石たち。

 

 高校生の頃、大好きなファッションモデルがいた。
それは可愛いから?合ってるけど、でもちょっと違う。
もちろんあの子は可愛い。私じゃ使えないデカ目メイクや買えなかったお洋服がばっちり似合う、素敵な女の子。
でも、完璧とは違う。

 

生まれつき彫像みたいな子だったら好きになんてなっただろうか。
彼女の作り上げた彼女は、それでも完璧みたいに輝いて見えた。
生まれ持てなかったものを塗り替える、可愛く生きるスピリット。
私に繋がってる世界の、最高にキラキラした女の子。
だから好きだった。

 

 熱狂するファンを笑うテンプレ。どんなに熱を上げても恋愛どころか、一緒にカラオケ行く日もないからって。
でもそんな俯瞰にも根本的なズレを感じていた。私の場合は。

 

「愛すから愛して」「あげるから返して」なんて段階じゃなかったから。

 


 

 典型的なお嬢様学校。校則は厳しかった。
染髪や化粧はおろか、セーターの色さえ選べない。寄り道やアルバイトも、全部禁止。

 

 自由がない。
外の世界を潰されたクラスメイトたちは、狭い世界で互いを潰し合う。
生まれ付きの茶髪、筆箱のレース、美人じゃない子のチア入部。
そんなことがいちいち標的になった。
平穏な生活に必要なのは私にわからない番組の話、読みたくない雑誌の話、聴きたくない曲の話。
一人ぼっちの帰りがけ、幼馴染だけが誕生日おめでとうって抱きしめてくれたっけ。

 

やがてケータイが流行り出すと、必然的に誰もがSNSへ逃げ出した。
そんな子供たちに群がったのは下心だけのデアイチュー。
でもそんな言葉も、そんな目的も、私たちはまだ知らなかった。
運命みたいに仕上がったラブコールが並ぶ、醜い受信箱の宝石たち。
退屈したクラスメイトから漏れる、幼馴染の悲しい噂話。
とても醜い大人たち。

 

学校は理想論の結果をすべて無視していた。
校則の建前も機能しなければただの建前でしかない。
それでも理想のイメージのお相手を止めないのは、
理想じゃない私たちのことなんてどうでも良かったから。

 

 お金がない。
バイト禁止だし、親の理解もないから。
放課後の一人ぼっちのしょうもない時間を何倍もかけたクリックのわずかなお金で買える、
コスプレじみたチープなピンクのワンピース、テカテカのウィッグ。
夢見るロリィタさんは眉を顰めてしまうであろうそれが、私の手に届く精一杯のとびきりのドレスだった。

 

 外の世界に続く窓は、ネットにしかない。
でも、その先は最低。

 


 

 まさに別世界だった。
雑誌の中の彼女たちは華やかな髪色に華やかなメイク、憧れのブランドのワンピースでポーズを決める。

 

美容院の写真、お茶会の写真、
スポットライトを浴びるファッションショーの写真。
ムラサキフリークなあの子のコーデに絶対似合うムラサキのバッグ、
誕生日プレゼントなんだって。
モデルの彼氏との幸せそうなプリクラ。こんなにお洒落でフェアな恋愛も、どこかにはあるんだね。
知ってるモデルの子たちがみんな映ってる。きれいなヘア、メイク、お洋服…だけじゃない、笑顔の彼女たち。

 

美しかった。

 

メイクやファッションを表面的なこととあざける先生は浅はかだったよ。
生まれつき押し付けられて変えられない体を、魂はパウダーと生地で塗り替えていく。
ここでだけは誰もがわかる。ちゃんと素敵なものは素敵だってこと。

 

 私は温室の中で腐っている。でも、あなたたちは生きている。
彼女の年齢、19歳。
そんな日がいつか私の上にも来るのなら、と思えたから。

 

見つめるだけで元気になれたよ。
あなたが可愛く過ごせるから、まだ見ぬ未来をすばらしいと思えた。
あなたは世界のきれいな部分。
私の神様です。

 


 

 19歳、懐かしいな。
紙袋のままのスカート、封を開けてないネックレス。
どこにも行く場所がないから。
そのへんに転がる去年貰ったどっかで見たようなデパートジュエリー、
私宛だってわかるプレゼントなんて、一度も貰ったことないよ。今だって。

 

可愛くなりたい子になりたかった。
羽化してゆくための幹に思える、大きな目、放課後のゆくえ、先生を裏切れば行けた世界。
私にはなかったもの。私にできなかったこと。

 

ラッピングの正体分かっちゃっても終われないから日々は続いて大人になる。
もう着たくないレースたっぷりのワンピース、薔薇のついたヘッドドレス、リボンの沢山乗った靴。
あんなに大好きだったのに。
あの時の、何もかも未知だったキラキラ。

 

 ねえ。
ブログ消したんだね。服も変わったんだね。
あなたも分かっちゃったのかもね。
でも美しいよ、今だって。とても美しい大人。
私だって、分かっちゃってもまだやれるかもしれないね。

 

いるだけで世界が変わっちゃうような誰か。確かにあなたはそうだった。

 

自分の今、それなりに好きだよ。繋がらなかったブログの未来に、今でならもう手を振れる。
それが聞き分けの良い大人だもの。
それでも、バカみたいだけど、どんな願いも魔法みたいに叶うなら。

 

私、生まれ変わったら、  ちゃんになりたい。

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