家庭を持つのが怖い~機能不全家族育ちの特徴⑥ | 生きづらさを抱えたまま50代を過ごす元JW2世のつぶやきブログ

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生きづらいのは、自分に原因があるのか、脱会したとはいえ思春期にうけたJWの教えの後遺症か。。。
同じ思いで生きている人の助けになれば、私の経験も無駄ではないかもしれません。還暦近くになって離婚となりそうな話も。

宗教二世は「機能不全家族に育った宗教性アダルトチルドレンACoR(宗教)という持論を書いています。
 

 

機能不全家族診断テストを、私の経験も照らし合わせてみています。

 

 

 

 

 

あなたは結婚願望が低かったり、将来子供をもうけることに躊躇してしまう

 
 
機能不全家族で育った人は
結婚するということにためらいを感じたり、子どもを育てることに不安を感じる人は多いのです。

 

 
機能不全育ちの人は、育った家庭が機能不全なのです。
つまり、親が親としてのあれこれを子どもに与えてこなかった。
子どもは親から、普通の家庭なら享受できるはずのあれこれを受けてこなかった。
 
 
これは「家庭とは」ということへの答えが持てない大人を作ります。

自分の育った家庭を考えると 結婚 とか 家族を作る ということがポジティブに考えられないのです。
 
どんな家庭を作ったら幸せになれるのか分からない。
 
家庭の中で、どうやって自分が心地よく生きていけばいいのか分からない。
 
こんな自分と一緒に生きてくれる人なんていない という自己嫌悪。
こんな自分が子どもを育てるなんて無理。
 
 
誰かと一緒に暮らしてそれがしんどく成るくらいなら
いっそ一人でいた方がいい。
その方がラク。
 
そういう考えを持ってしまう事は 珍しくないのです。

 

 

 

宗教二世の場合は、特にその傾向があります。

 

ひとつは、結婚することへの罪悪感。

 

そもそも「終わりの日が近い」から「結婚」「子育て」というイベントは

楽園へ行ってからにしなさい。というヘンテコな考えが蔓延していましたよね。

 

結婚は否定しないけれど、それは「今すべきこと」ではない。という考え。

そんなことより、今は成すべき事がある という教え。

 

当然「子どもを持つ」ことすら「今すべきことではない」。

 

だから、多くの二世は現役時代に子どもを設けなかったのです。

人生の大きなプレゼントである子育てを経験できなかった二世は多いのです。

 

 

さらに、子どもを持つことへの恐れにはJW特有のものがあります。

 

それは、子育てをしたら「自分が親からされたことをしてしまわないか」という恐怖。

 

親にされて嫌だったことなのに、そういう親しか知らないから同じことをしてしまうのでは、と思う。

 

子どもに手を上げ、鞭してしまうのではないか、という恐怖。

 

いけないことだと分かっているだけに もしそうなってしまったら という不安。

 

 

 

まとめると~ならばどうするか

 
私たちは普通の家庭を知らずに成長しました。

 

確かに親からは「良き家族」を見せてもらえなかったかもしれません。

宗教からは結婚や子育てを許されなかったかもしれません。
 
でも、そのことに気づくことはできたよね。
あの時は、おかしかったと理解した。
 
だから、もう、過去の考えは切り落としていいのです。
 
あなたが嫌だったことをしなければいい。
 
それに、あなたがもし子どもにイラついたり、手をあげそうになっても
それは、親がそうした時の動機とは全然違うのだから安心して欲しいの。
 
親は、神の教えだと思ってあなたに手をあげた。鞭打った。
それが正しいことだと信じて。
 
でも、あなたはちがうでしょ。
あなたが子どもを思うがゆえにの行動だから。
そして、何より、そのことを「悪いこと」って理解している。
 
だから大丈夫。
 
あなたはあなたの親みたいにはならないから。

 

あなたは あなたのままでいいのです。

あなたがやりたいことをやって、なりたいようになっていけばいいのです。

 

 

 

あなたはあなたの人生を生きていいのです!

 

 

 

だって、あなたの人生だもの。
あなたがのびのびと楽しめる人生を歩んでください。

 

 

 

 

今日はここまで。

 

何度も言います。

 

 

 

「宗教二世が生きづらいのは あなたのせいではない。
 あなたが悪いんじゃない」

 

 

 

とにかくまず、気づくことから始めましょう。

 

 

 
 
二世全てに知ってほしい。
二世全てに楽になってほしい。
 
 
心の底からそう思うから、少しづつ書いていきます。

自分のアンテナに引っかかった事だけでいいので読んでみてください。

 

 
 
私が少しずつ楽になれたように
あなたの心が癒されていきますように。

 

 

 

 

 

宗教二世は 「AC of 宗教」だと思うのです。

ACoR (アダルトチルドレン・オブ・レリジョン(religion =宗教

と呼ぼうと思います。

 

アダルトチルドレンは「ACoD」という言い方もあって

それは AC of dysfunctional family  つまり「機能不全家族」で育ったという事です。

 

<機能不全家族>

家庭として機能していない家族。

子どもにとって、唯一無二の居場所である家庭が機能していない。

そんな環境で育っても、子どもの頃はそこしか知らないのです。

そこしかないのです。

私たちも そこで生きていくしかなかったよね。

 

だから、そこで生き延びるすべを身につけた。

それが、大人になった今生きづらさの大元になっている。

 

だから、あなたにも知ってもらいたいのです。

 

私たち宗教二世は 「ACoR」 です。

宗教により「機能不全」に陥った家庭で子ども時代を過ごし、大人になったACoRです。

アダルトチルドレン なのです。

 

 

 

 

≪宗教二世のための相談会≫

 

6月満席です。
また7月の予定はUPしますね。

 

クローバーカウンセラーとしての私についてクローバー

☆某公的機関教育相談員10年間
 (電話相談)
☆精神対話士 20年間
 (対面相談)
☆私立幼稚園連盟相談員

今まで傾聴カウンセラーとして
およそ800件の相談を受けてきました。

これからのカウンセリングは
傾聴からもう一歩踏み込んで
≪自分の問題の根っこを見つけにいく≫
というスタンスでお聴きします。

自分の ”生きづらさ” が
どこから来ているのかを
様々な手法で見つけていきます。


クローバー本気で人生を楽にしたい方が
  少しでもラクに生きていけるよう
  心を込めて聴かせていただきます
  

 

インスタもみて欲しいな。