我家の愛犬ヨーキーのぴか(16歳)・・・
完全に完全に完全に
要介護状態です。
少し前までは要介護3位かな、と思っていましたが、
今は要介護4位?
このところのぴかの状態は・・・
①ほとんど立てない。歩けない。
それでもまだ時々、調子の良い時は、フラフラと歩く。
オムツはしているが、
トイレのときは教えてくれるので、間に合えばトイレに連れていき
支えて何とか立位をとらせ、排泄させる。
②固形物はのどにつまるので、流動食。
市販の腎不全療養食とサプリ、私の手作り食を併用。
口元までもっていかないと自ら食べようとしないので要食事介助。
③夜鳴きがひどい。
夕方から夜中にかけて、酷い時は4,5時間鳴いている。
④日によるが、夜中にハアハアと呼吸が非常に荒くなる。呼吸困難状態?
ぴかは、今年二月に急性腎不全にもなっているので、
月に1,2回は近くのペットクリニックに通院していました。
近所でも評判の人気のクリニックで、
先生は、親切、丁寧、一生懸命。
でも、上記のようなぴかの症状については、
「年だからね」「しかたないね」「そういうもんだよ」
「よくわからないね」
と診てもらうたびに言われていました。
「そうなんだ、しょうがないんだ。そうだよね。」
と私も納得していたのですが、
最近になって、
犬猫の保護活動をしている知人から
自分がお世話になっている動物病院をぜひ受診するように!
と勧められました。
その先生は
「別格だから!!」
と。
その病院は我が家から車で20分ほど。
あまりにも熱心にすすめられるので、先週受診してみたのです。
はっきり言って、衝撃を受けました。
本当に別格のお医者さんだったのです
ぴかを見てくれる目がとても優しい、というのは言うまでもないのですが、
まず、先生はぴかを抱き上げたとたん、
「あ、この子、脊椎がやられてる」と言ったのです。
(抱いたときに、ぴかの後ろ脚が交差しているのを見てそう判断されました)
次にぴかの目を覗き込んで、
「あ、目も傷ついている。どこかにぶつけたな」と。
すぐに私も拡大鏡でピカの目をのぞかせてもらったのですが、
確かにはっきりと傷が入っているのがわかりました
その後、時間をかけて、丁寧に
問診、視診、触診、レントゲン、血液検査をしてくれて、
その日ぴかについた診断は次の通りです。
①椎間板ヘルニア
胸椎と腰椎の二か所に椎間板の変形あり。
これにより、立位、歩行が困難になっていた。
②骨粗しょう症
レントゲン写真から、骨がスカスカ。
③気管虚脱
これは、気管が弾力性を喪失し、異常に拡張および扁平することで発症する呼吸障害。小型犬に多く発生する。
ぴかの夜中の呼吸異常は恐らくこのせい。
固形物で窒息しそうになったのも、変形した気管が食道を圧迫して飲み込みづらくなっているのだろうと。
④気管支炎
気管虚脱と合併していることが多い。
⑤白内障
ほとんど視力なし。光は感じているようだ、とのこと。
⑥左角膜損傷
視力がないから、歩行時に、目の前の障害物に気づかず突進してしまい、眼球をきずつけたのだろう、と。
⑦おそらく認知症
頭の画像ととらないとわからないが、症状的にはおそらく認知症。
(そして、腎不全については、もう全く問題なし。つまり食事療法の必要なし、とのことでした。)
なんということでしょう・・・
上記のうち、認知症と白内障だけはたぶんそうだろうと感じていましたが、それ以外は思ってもみない病気ばかりでした。
でも丁寧に、画像やデータを示しながら説明されると
納得せざるをえませんでした。
これから、ぴかの病気・症状に沿った治療が始まります。
様子を見るしかないものもありますが、
そのような問題をもっていると認識しているか否かでは、
ぴかの介護・日常が全然違ってきます。
そうそう。たくさんの問題が見つかったぴかですが、
唯一、ぴかの心臓はとても丈夫なのだそうです。
うまくいけば、あと1,2年は生きられるかも?と。
ぴかの主治医は変更します。
今までお世話になった先生には大変申し訳ないのですが、
こちらの別格のお医者さんに出会ってしまった以上、しかたありません。
新しい先生の元、少しでも穏やかに、幸せに、安心して、ぴかが過ごしていけるように、頑張ります。
ぴかちん介護は思っていたよりも、かなり大変だけど、
頑張る!
頑張ります。
治療を始めて、少し歩き方がしっかりしてきました。
歩ける日と全く歩けない日があるのですが…
視力を失っているピカが怪我をしないように、
フェンスを買いました。
見えていない➕認知症もあるので、
頭ぶつかりまくりですが、
少しでも運動して、歩行機能を保って欲しいです。