〈前ブログからの続きになります〉
3時までは静かに寝てくれました。
しかし、3時から5時までは一時間おきに咳込み、痰がらみが出現し、その都度吸引(地獄の気管吸引
)。

吸引するとスーッと落ち着くので、そのまま朝まで寝てくれることを期待するのですが、昨晩はなぜか上手くいかず、結果的に何度も起きては吸引を繰り返してしまいました。
父、昼間はほとんど痰はでないんです。
でも夜になると出てくる。
早い時は夕方から、遅いと昨日のように夜中0時を過ぎてから。
なぜなのでしょう???
なぜ???
なぜ夜なの???
誰に聞いても
はっきりした答えを言える人はいなくて、
「自律神経の関係かなぁ?
交感神経と副交感神経の関係かなぁ?」と
頭を傾げられるのがせいぜいです。
なぜーーー??
吸引してスーッと治まればいい方なのですが、
時々はどうにもこうにも
咳・痰がらみがエンドレスになることがあります。
吸引してもしても湧いてくる。
それほど痰が増えるときには
普通は肺炎や風邪を疑うのでしょうが
父の場合はどうもそういう原因ではなさそうなのです。
だってほとんど夜だけだから。
肺の音もいつもクリアで、酸素が下がることもほとんどありません。
時々他の方のブログや、
同病の方との交流で
同じように「夜になると痰が増える」
という話を聞くことがあります。
そういうものなのかなぁ。
やっぱり自律神経の問題なのかな???
わからんです。
とにかく、私も父の痰とのお付き合いが長くなってきました。
最初の頃は、その痰に振り回され、右往左往していましたが、今はだいぶ攻略できるようになったと自負しております

以下、私の攻略法を書き留めておきます。
痰を引き起こす原因がどうしてもわからず、
特に吸引だけでは治らないエンドレスな咳込み痰がらみ時の対処として
経験上、効果があるかも?と思っただけで、
なんの医学的、科学的根拠もありません。
軽く読み流してください。
(*尚、肺炎など痰の原因が特定できるものについては、全く当てはまりません。原因治療が先決です。)
①身体を冷やす
発熱時はもちろん、外気温が高い時、単なるこもり熱の時にも痰が増量します。
なので、しっかりと冷やす!
アイスノンや冷たい濡れタオルをあてたり、
一度布団やタオルケットを全部はがして身体をコロコロ転がし放熱させる。
↑これだけで、父はかなりの割合で落ち着いてきます。
それでもダメなら
②身体のマッサージ
というか、優しくさする。
頭の後ろ、かた、背中、手足、どこでもさすって
「ちょっと気持ちいいな。ちょっと楽だな」と思ってもらう。
手を握っているだけでも違うような気もします。
③自律神経に良さそうな音楽をかける
④アロマを使う
これだけです

(全然大したことを書いてない
)

要は熱をこもらせないことと、
心身をリラックス状態にする、
というだけ。
これら一つ一つを私が時間的、精神的に余裕がある時なら、
じっくりやってあげられるのですが、
夜中に行うのは、私の眠気が優ってなかなか困難。
強引な吸引の力技でねじ伏せようとしてしまいます(昨晩のように…
)。

けれど力技よりも、優しく丹念にケアしてあげる方が結局は早く落ち着くような気もするこの頃でした。
さてこの夜はどうなるかな。
早々にアイスノンをあて、額には冷たいタオルを置いてきました。
みんながゆっくり眠れますように!!
