べレス・マラガ城跡かトーレ・デル・マール方向の俯瞰
駅を出ると大きく左にカーブ
公園の角で大通りと合流
駅名の看板も外されています。
モニュメントに据えつけられた旗
ロータリー地点でクロス
マラガの東に位置する町 Verez Malaga
地中海のリゾートタウン、トーレ・デル・マールからべレス・マラガまでトラムが建設されましたが、新規開業後わずか2年で採算が取れなくなり運行中止。2000年代ユーロバブルの負の遺産。その現状を見るために足を運びました。
山の上のイスラム時代の城跡からの風景。
海岸からの観光客を誘致して町おこしをしようという意図があったようです。
かつてこの路線には鉄道が走っていました、当時の駅舎が残っており、同じ場所がトラム駅になっています。
電車が走らない錆びついたレール
隣接した広場はバスターミナル
問題は路線バスとトラムが全く同じルートを走っている点にあります。往時の電車ルートの復活という意味があったのでしょうけれども、収益が出ないのは頷けます。かなり無駄な路線と言えそうです。
9月鉄模ラストロ。
8月はバカンス休みだったので、2か月ぶり。
ハイメ氏の露台に日本のトミーテック製品が並んでいるのが目に止まりました。スペインの鉄道模型メーカーMabar社が輸入を始めたので仕入れたとのこと。ストラクチャーやフィギュアの合間に新品のセット物も混じっています。
広島電鉄路面電車セット、バス走行システムセット、東京都電&動力ユニット、結婚式フィギュア。
10月下旬に予定されている日本文化週間の催しで使えそうなので購入。
ラフェエル氏から「マラガの業者から大量のカタログを貰ったんだが、処置に困っているので、好きなだけ持っていってもいいよ」とのオファーがあり、10数冊ほど選んで遠慮なく戴きました。各メーカーのモデルの製作年や編成チェックに役に立ちます。
ASAFのジオラマを丹念に見ていると、普段はセッティングされていない車輌があることに気がつきます。
バイエルンS3/6機関車&オリエント・エクスプレス。
一見して古い年代の製品と見受けました。手に取ってメーカーを調べるとメルクリン製。
寝台車
サロンカー
ダイニングカー
おそらく1950年代のブリキ製車体、アンチックの部類に属します。
ジオラマの映画館に掛かっている看板、ロミ・シュナイダー主演の「シシィ」
友の会メンバーのおじさんたちの中に、エリーザベト皇后もしくはロミ・シュナイダーのファンがいると思うと微笑ましいです。シシィが生きていた頃には、既にオリエント急行が走っていました。旅行好きだった皇后も乗ったかもしれません。
鉄道友の会の若手メンバーによるレイアウト図面
製作期間1年間、予算5000ユーロ
レール延長260m 直流式 DCCデジタル対応
スペインの風景、セビーリャの旧サン・ベルナルド駅,、サン・ヘロニモ機関庫の再現、他にマルチェナ駅、グアダルカナル駅を配置。
7~10名による同時運転可能
既存レイアウトの90%のマテリアルを利用してコスト削減。
2015年9月~12月分解、2016年1月~3月モジュール製作、3月~8月ストラクチャー設置完成予定。
投票の結果としては否決された。ちなみに僕は反対に票を入れた。
理由は、既存のジオラマは素晴らしく、アンダルシア随一、スペイン有数のものである。これを壊すのは小規模ながらも地元の鉄道文化の一端を破壊することに等しく、心情的に忍びない。1991~95年まで、5年間の歳月をかけた傑作で、レール総延長は450 mと遥かに長い。この模型に思い入れがある人々は多い筈である。会員の大部分を占めている年長者年皆アナログ派で、デジタル方式に馴染みがない。彼らの手持ちの車輌は運転できなくなってしまう。仮設モジュールによるユニット型ジオラマは鉄道フェアの展示には適しているが、常設展示には向かない。
しかしながら、頭ごなしに否定してしまっては、鉄道友の会の未来を担う数少ない若者たちの熱意と意欲を削いでしまうことになるので、その意気込みはなんとか生かしたい。より建設的な案としては、既存のジオラマは保存して、新ジオラマは別の場所に設置することである。
但し、広いスペースを確保するには、多額の予算が必要となり、友の会の資金力では現実的に困難、これが問題である。
1執行委員の選出と承認
2新設レイアウト計画の紹介と賛否投票
出席者42名。投票委任者20名、計62名。予定より30分遅れて始まった会議はすぐに紛糾の様相。予め公示がなく、候補者を立てないままの現任者の承認は独裁的かつ非合法という意見が出されて、思いもよらぬ激論となった。話の展開を聞いていると、クレームの根底にある理由は会計の不透明さである。前年度の収支決算の明細は提出されず、付加価値税の支払い記録もないという指摘。険悪な雰囲気からすると、一部に不満を抱いているグループがあることは確かである。しかし、友の会は営利目的ではなく、鉄道愛好者の自発的・任意的な集合体であって、企業としての義務は生じない。会員300余名から集める年間50ユーロの会費と付帯収入の総計を考えると、300万円にも満たない。年1度の会報誌を編集出版するだけでも、それなりの経費がかかり、万博跡地公園での5インチゲージの運用メンテ費、事務所の維持費で消えて、赤字になりそうな額である。無給のボランティアで、これだけの業務をこなしていくのは大変なこと。安易に批判するのは簡単だが、すべての任務を担う幹部たちの苦労が充分に理解されていないように思われた。
次の議題は、新設ジオラマの設置。発起人代表者による映像プレゼンテーション。昨年11月のローラ・デル・リオにおける鉄道フェアの写真を引用しながら、企画の概要が紹介された。現代の鉄道模型の進化に対応したデジタル化、モジュール区分により参加できるジオラマ作りが主旨である。こちらも活発な討議がなされた後で投票。結果は、賛成24票 反対38票で否決となった。
AVE レオン線建設工事
サウジアラビア メッカ新幹線
チリの鉄道
ヨーロッパのライトレール
東欧の機関車
ビルバオのケーブルカー
DVD
1948年のスペイン鉄道ドキュメンタリー映像
実はこの付録が目当てで買ったわけです。
1948年はスペイン鉄道創業100年に当たり、様々な記念催事が行なわれましたが、その時の記録映像。
バルセロナ鉄道博覧会の開催、スペイン初の機関車「マタロ号」が復元製作されて、バルセロナ・フランサ駅~マタロ間の当時の路線を走りました。スペイン機関車の車輌工場や製作過程、大型蒸気機関車サンタ・フェ。見どころ一杯の編集になっています。