マーラー:交響曲第7番(A・カゼッラ による4手連弾版、たぶん日本初演)のお知らせです。
大井浩明+法貴彩子(ピアノは1905年製NYスタインウェイ、つまり、この曲が作曲された年に造られた楽器を使用します)。
8月31日(金)、京都市中京区の〈カフェ・モンタージュ〉(予約・問合せ075-744-1070)にて。20:00時開演/入場料2000円(40名限定)。
席数が限られています。ちなみに、私はもう予約しました。
大井浩明さんによる《ジョン・ケージ生誕100周年記念(その2)》。
7月14日(土)18時開演、山村サロン(JR芦屋駅前 ラポルテ本館3階)全自由席 前売り 2500円 当日 3000円 予約・問い合せ:山村サロン 0797-38-2585

曲目詳細
前半: ジョン・ケージの《 南のエテュード》第1巻。ケージの間にサティの薔薇十字教団の最も大切な思想、グノシエンヌ第1、3、5番他H・カウエルが2曲、そして副島猛への委嘱新作「ピアノ独奏のための《ホオジロのいる風景》」初演。
後半の一曲目は譚盾の《C-A-G-E》。そして《南のエテュード》第2巻の各曲の間に前半同様、サティのジムノペディ第1、2、3番やジュ・トゥ・ヴなどが挟まる。カウエルも一曲。ケージの第ⅩⅤ曲と第ⅩⅥ曲の間に、《本日休演》のための交響的間奏曲が入るようである。期待はますます高まる。
来年度から名フィルにやってくるマーティン・ブラビンスは、すでに百枚近いCDを出している。だが、あまり知られていない曲が多く、ブライアンの交響曲第1番などが中では「非常によく知られた最も有名な曲である」などと冗談を言いたくなるようなレパートリーである。
名古屋フィルにやってくるとのニュースが流れてから、ブラビンスのディスコグラフィを眺めての、「録音の上では比較的珍しい近現代のイギリス音楽に強い」というような評をいくつか目にした。もちろん、大枠としてそのような見方は的を外しているわけではない。
だが、私は、以前からブラビンスの指揮した何枚かのCDに親しんできた。特にハイペリオンから出ている次の二枚。マクダウェルのピアノ協奏曲第1番、第2番他(CDA67165)とモシュコフスキのヴァイオリン協奏曲ハ長調他(CDA67389)である。
モシュコフスキのヴァイオリン協奏曲は1895年1月21日、マーラーがまだハンブルクにいた時に、ビューローの思い出のための定期演奏会で取り上げた曲である。その日のメインはシューマンの第1番であった。
エドワード・マクダウェル(1860~1908)という同じ年に生まれた作曲家にマーラーはかなり親しみを感じていたようで、ピアノ協奏曲第2番を1911年2月5日に、またその他の作品を、病に倒れる直前の2月14日、17日に指揮しているのである。
また、曲目は重ならないのだが、やはり病に倒れる直前にマーラーが大いに興味をひかれ指揮したチャールズ・V・スタンフォード(1852~1924)の曲を積極的に録音していることで私には大事な存在であったのが、マーティン・ブラビンスなのである。
今日までのところで、ブラビンスはマーラーを録音してはいない。
しかし、私にとっては、以上にのべたように、ブラビンスとマーラーとの関係は大変に強いのである。
ブラビンスの得意とするレパートリーから、「マーラー指揮のニューヨーク・フィルでありえたかもしれないコンサート」という夢のような企画はどうだろうか。
7月3日、あるミッション系の女子高校で、高三生160人を対象に「乙女のためのマーラー入門」という講演をすることになりました。「こんなことを話したらいいのでは」とか「こんなことが聞きたい」ということについて、ご意見をいただけると幸いです。よろしくお願いします。

5月ですね。

我が家の玄関横には

宗次ホールに特別に作ってもらったポスターが

貼ってあります。

もうすぐ、羽衣ジャスミンや薔薇が

マリアを美しく彩ってくれることでしょうブーケ2


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今はラベンダーと饗宴です音譜


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マリア・フォシュストローム

アルトリサイタルは5月27日宗次ホールにて☆
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アレグロ・オルディナリオ~マーラー資料館とわたしの大切なこと