リビアの悲劇‐カダフィ大佐は何故殺されたのか‐ | 第四玉手箱の備忘録

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日本のマスコミでは報道されていませんが、カダフィ大佐が統治していた頃のリビアは、おそらく世界一暮らしやすい国でした。



病院医療費は無料。国内に限らず、外国で必要な治療を受ける際にも、国からの十分な補助が受けられる。

学校教育費は無料。国内で必要な教育が受けられない場合、国外での教育費も政府がほとんど負担。

食パンパンは1斤10円。

ひらめき電球電気代は無料。

家リビア国民は、全員自分の家を持つ権利がある。新婚夫婦には、国家から新居に住むための十分な補助金が支給される。

ガソリンスタンドガソリン代は1㍑当たり10円。

銀行産油国であるリビアは、石油から得られる利益の一部を、全国民の銀行口座に振り込んでいた。

クローバー積極的に砂漠の灌漑・緑化を行った。

クローバー新たに農業を始めたい人には、無料で土地・種・機材などを支給。

…などなど、日本のみならず、大半の先進国が未だ実現するに至らない、まさしく国民のための政策の数々を実行していたのが、欧米から“ならず者国家”として叩かれ続けていたリビアの実像です。



そんなリビアが何故叩かれ続けた挙げ句潰されたのか?
それは、カダフィ氏の行った政策が広く世に知られると、既得権益を欲しいままにし、国民から収奪を続ける支配層にきわめて都合が悪い…ということがあります。

たとえ産油国であるにせよ、リビアでこれほどの国民重視の政策が行えるのなら、何故欧米諸国(や日本)でできないのか? という疑問や不満が民衆の間から起こることを、世界の支配層はおそらく恐れたのです。



もうひとつ。アフリカ大陸で最も裕福だったリビアは、豊かさを国内に留めず、アフリカ全土の発展に寄与するべく動いていました。

それが、アフリカ独自の共通通貨“ディナール”の発行プランです。

おそらくこれが、欧米ユダ金勢力が堪忍袋の緒を切った直接の原因でしょう。



数百年に渡ってユダ金勢力にむしり取られてきたアフリカ大陸。

カダフィ氏は、そんなアフリカを解放するという孤高の戦いに身を挺し殉じた人だとも云えます。





国連の議場で、持ち時間を何倍も超過しながら、アフリカを始めとする“第三世界”の抱える問題について、在りし日のカダフィ氏は、きわめて的確な状況分析に基づいたスピーチを行いました。



【国連総会 2009年9月23日
カダフィのスピーチより
(一部抜粋)】

 なぜアフリカ人がヨーロッパに行くのか、なぜ、アジア人とラテンアメリカ人がヨーロッパに行くのか?
 それは、ヨーロッパがアフリカ、アジアとラテンアメリカに植民地を作ったからである。ヨーロッパは、石油、野菜、食品、家畜と人間だけでなく、金、銀、銅、ダイヤモンド、鉄、ウランと他の全ての価値ある鉱物を持ち去った。
 アフリカの世代、アジアとラテンアメリカの世代も新しくなった。
 やつらはこの盗まれた富の後ろにいる。やつらは権益を持ち、我々にはやつらを止められない。
 私が1000人のアフリカ人がリビア国境からヨーロッパに行くのを止めるとき、彼らは盗まれた富を追いかけていると言う。
 あなた方がそれを返すならば、私は残る。
 そしてその人は彼らにそれを返す。
 移民を止めるためは、この富を返す決意がなければならない。
 あなた方は、盗まれた富を返さなければならない。
 アフリカは、入植者国からの777兆の補償に値する。 アフリカは補償要求するだろう。
 そして、この数百兆が返されないならば、アフリカ人はその金の投資先に行き続ける。
 そして、彼らにはそれを追い求める権利がある。
 あなた方は彼らにそれを返す、そして、彼らは立ち止まる。
 リビアからの移民は、リビアに最も近いイタリアにはない。
 それは、イタリアがリビアの人々に植民地化を補償することを決定し、謝罪して、過去にまつわるリビア人とイタリア人によって批准されたリビアとの条約に調印したからである。

 イタリアは、その植民地化が間違っており、失敗したプログラムだと認めた。植民地化は戻ってこないことを認めた。そして、イタリアまたは他の場所から、リビアに対するいかなる攻撃も許さないとイタリアが認めた。
 イタリアは、リビアに20年の植民地時代を償っている。
 イタリアは、毎年2億5000万を払っている。
 イタリアは、2つの世界大戦の間にイタリア人によって開発された鉱山を通じて、手足が切断された子供たちのために、病院を建設している。
 イタリアは謝罪して、植民地化に対する遺憾の意を表明した。
 イタリアは、素晴らしいことをした。
 これは、歴史的な行動である。
 それはベルコーニによる文明的な行動であって、模範としなければならない。
 第三世界は、植民地化が決して繰り返されないため、第三世界で植民地を作ろうと考えている国が補償を請求されるようにするために、補償される権利を主張している。
 そうすれば、その国は、「どの国にも植民地を作らない」と言うだろう。
 植民地化が繰り返されないように、それは責任を持ち、罰される状態に保たれなければならない、そして、補償が支払われなければならない。

【転載ここまで】



「移民を止めるためは、この富を返す決意がなければならない」
とは至言ですねキラキラ

ちなみに、このときの演説で高く評価されたイタリア(決して裕福な国ではない)は、リビアへの空爆を、おそらく欧米諸国で唯一反対した国家でありました。




カダフィ大佐が殺されたのは、こうした正論を堂々と述べたことも一因だと云われています。
つまり、本当の世界の仕組みを、我々一般大衆に知らせたくない巨大勢力があるということを物語っています。




カダフィ氏の国連でのスピーチ全訳はこちら



メモオフィス・マツナガのブログ




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カダフィ氏の遺志は、アフリカだけではなく、南米諸国にも根づいています。

盟友だったウゴ・チャベス大統領の遺志も引き継いで、まだまだ大変ではありましょうが、それでもインチキ偽ユダヤの軛から自立しようと、南米をはじめとした世界のあちこちで新たな動きもあるようです。