お客様から断られる心配を消す方法 | フリーランス・個人事業主・一人社長のプロ・コーチ

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取引先の担当者。
難しい人で、対応を間違えると取引停止の可能性もあります。
人物がよくわからず、どう話を進めたら納得感を持ってもらえるのか、なかなかつかめません。

そんな時は、心配をやめるのが、一番の対処法です。
心配は自分で作っているものだからです。

心配が先に立つとその人と会うのが負担になります。
避けたい感情がベースにあると、それが非言語で伝わります。
相手の感情にも伝染し、取引に消極的な場を作ります。

取引停止の可能性を思い、その実現に向けた場作りをしているのは、
ほかでもない、自分。
だから気付けるようになるといいですね。

相手との間に、心配を持ちこんでいるか。
それとも安心を持ち込んでいるか。


非言語で伝わるものは、「今」です。
「過去」や「未来」が欠けています。
今の状態や感情はとてもよく伝わるのに、過去の経緯や、
どうなりたいかという未来が、伝わらないのです。

そこで、相手が勘違いする余地が生まれます。
「私について何か気に入らないところがあるのかな」
「何か嫌がられることをしたかな」なんてね。

あなたが仕事について気がかりをもっていたとしても、
それを相手との間に置いてしまうと、相手はあなたより手前に「気がかり」を見ることになります。
そしてあなたが相手に懸念を持っているように受け取ってしまうのです。
心配って、誤解を生みやすいんです。

だから心配は、早く消してしまった方がいい。

「そうは思うけど、何か理由があって心配になるのだから、消しちゃっていいの?」
「消しても消しても、出てくるんだけど」
「したくてしてることじゃないし、どうやって消すのかわからないわ」

はいはい、いっぱい手が上がりましたね。
ひとつ名言をお教えしましょう。

「心配とは心の非常ベルである。」
(私が勝手に作りました)
この名言を知っていると、心配との付き合い方が変わります。

「自分で名言って言うか~??」
そこは置いといて。

非常ベルが教えてくれるのは「何かが起きている!」ということです。
この先どうなるかわからない時。
何か悪いことが起きそうだと予感される時。
非常ベルが鳴って、教えてくれます。
でも、何をしたらいいかは、教えてくれません。

対応の手を打たなければ、ベルは鳴り続けます。
対応策がとられれば、ベルは鳴りやみます。
つまり心配は、放置しているから続くのです。

ではどうしたらいいか。
実在の非常ベルなら、まず調べますよね。
何が原因で鳴っているのか。
本当なのか誤作動なのか。
そして対応して、ベルはできるだけ速やかに止めます。

火事があったら、消すのはベルじゃなくて火事。。
つまり、原因を特定して消すことが、心配を消す最も正当な方法になるわけです。

「私は一体何について心配をしているんだろう。」
「この非常ベルは何について警告してくれているんだろう。」
そう自問します。
自分の言動をよく調べ、相手の言動をよく観察します。

原因が分かれば、ベルは止めることができます。
手を打ち始めれば、ベルは自然に鳴りやみます。
心配の中で止まっている状態は、具体的な対応行動に変化し、
心配の代わりに、解決に向かっている安心感が生まれます。

さあ、考えてみましょう。
あなたの心配、何が原因になっていましたか?


★断られる心配が先に立って、自分の仕事をお勧めできない方へ。
原因が特定できない時や、特定できても直せない時は、お話を聞かせてください。
NLPカウンセリングが効果的かもしれません。
人に話すと整理されるし、第3者の目線がはいることで、迷路から抜け出すことができます。


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