そういわれてイメージしたのに、うまく行かない人。
そのほとんどが「何をイメージするか」の部分で的を外しています。
少し詳しく見て行きましょう。
二つの記事で、ビジョンの話をして来ました。
達成されたイメージや、夢が叶った状態を、五感全部で感じるほどに、リアルにイメージすること。
それが、自分の認知する現実を変え、考え方や行動、在り方までを変え、知らないうちに夢や目的を引き寄せる。
そういう話でしたね。
これに対して、
「イメージすれば実現すると言われるので、集客もイメージしたんですけど、全然来ないんです」
という反論があります。
実をいうと、先にこのご相談が合って、２回前からの記事を書き始めました。
記事一つじゃ長過ぎるので分けていたんです。
前回までの記事も、ちゃんといいこと言ってます。
自分で言うのもなんですが。
だけど、ここまではモチベーションの部分。
ゴールに達するまでの道のりの、スタート部分しかカバーしていないんです。
ゴールを扱いながら、作っているのはスタート部分。
これが、抜け漏れが出てしまう原因です。
達成されたイメージ。
前々回の記事で、NLPカウンセリングの例として出したシーン。
これ実は、達成された後、の情景です。
言い換えると、表彰台で金メダルをもらうシーン。
ここで金メダルを高く掲げるのか齧るのか、どんな手の振り方をするのか。
これをイメージしているわけです。
サッカーで言うなら、得点を入れた後、カズダンスをして喝采を浴びてるシーンです。
これを繰り返し見ると、どのような自分が手に入るでしょうか。
表彰台の立ち方はうまくなりますが、競技については空白です。
カズダンスはうまくなりますが、シュートするイメージはできません。
これ、ダメじゃん？
結果イメージは、やる気を引き出します。
途中経過のイメージは、やることを明らかにします。
片方だけじゃ、足りないの、わかるでしょうか。
もしあなたが、今やろうとしていることに既に成功体験があるなら、途中経過のイメージは、五感全部に記憶として残っています。
イメージ作りなどしなくても、思い出せば済みます。
経験による感も働くでしょう。
もし新しく始めることであれば、途中経過のイメージは、想像力でつくり上げなくてはなりません。
経験がないのですから、雲を掴むような話。
全然リアリティがないところからの創作になります。
ブログの記事はどう書いたら良いのか。
Facebookやホームページは作った方がいいのか。
どう連動させたらいいのか。
といった質問もよく頂きますが、部分的な課題に焦点が当たっていて、そこを直しても結果出ないよ、といいたいケースもかなりあります。
経験がないので、集客の流れ全体に目が行き届かないのも無理はありません。
本で読んだ、ブログで読んだ、人に言われた。
そういう、たまたまの刺激に左右されている状態。
地図も道案内もないまま見知らぬ街に置き去りにされたみたいです。
これでいいのだろうかと、迷いと不安にさらされている姿が。
一番簡単な学習法は、経験者について現場に行き、体験させてもらうことです。
いわゆる鞄持ち。
綺麗に言うとOJTですね。
セミナーが開けない、という方は、セミナーを開いている人のお手伝いをさせてもらうのが近道です。
クライアントが来ない人は、クライアントが来ている人に密着して、その人のメールのやり取りまで、全部見せてもらいコピーさせてもらうのが、最速です。
私自身、徒弟制度で育ったので、いい先生に密着するほど学びの大きいことはないと、実感しています。
手伝うんだからバイト料、なんてケチなことを言わない。
見て盗めるだけでもありがたい。
やり方だけではなく、先生の考え方を身につけたい。
そう考えるのが弟子というものです。
私にも、弟子にしてください、とお申し出くださった方はいます。
弟子は取っていないので、丁重にお断りしましたけど。
やはり、人に付いて学ぶことの良さを知っている人は、いるのですね。
集めない集客について、その全体像を学ぼうと思ったら、集客スクールが唯一の方法です。
集客の経験がなく、何をしたらいいのかイメージが漠然としている人に向けて、集客のプロセス全体を通して理解できるように、カリキュラムを組んだものです。
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