集客に欠かせない「共感」って何? | フリーランス・個人事業主・一人社長のプロ・コーチ

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ノウハウよりも先に、共感でつながっておくことが、
これからの集客には欠かせないと、なんども語ってきました。

ですが、共感ってどういうことを言うのか、
どうしたら共感できるのか、
それはあまり語っていなかったように思います。

そこで、共感って何か、すこし考えてみました。

感情を共有する。
共に感動する。
共通の価値観を持つ。
全部入っている気がします。
「かん」の字はちょっと違うけどね。

「感」は身体からわき起こるもの。
身近でリアルタイムで、人を動かすインパクトがあります。
「観」はものの見方。
長期的な視野で人生の選択肢に影響を与えます。
大きなスケールでも、小さな出来事でも、
共感は起きます。

「私もそう思う」
「だよね」
「やっぱね。」
うんうんという頷きが右の人から左の人へ、
左の人から右の人へ行ったり来たりして、
いつの間にか同じリズムで呼吸しているとき、
ああ、わかり合えているんだな、という気持になります。

人って、誰かにわかってほしい生き物なんでしょうね。
この人になら、話しても大丈夫。
そう思える人と一緒にいれば、安心できるのです。

安心すると、心の扉が開きます。
すると、伝えたいことがきちんと伝わっていくようになります。
素直に心に届くようになります。

普段私たちは、たいして要りもしないものを、
なんとか売り込もうという宣伝の強風にさらされています。
北風から身を守るように、コートの襟を立てて、
跳んでくる売り込みメッセージを、はじき返そうとしています。

いつもそうしているうちに、なんだかそれが当たり前になってしまい、
信用していいはずの人とのコミュニケーションでも、
反射的にコートを閉じてしまいます。
習慣づいてしまっているんです。

自分を守るための習慣が、
人にわかってもらうチャンスをも、はじき返してしまう。
ちょっと、残念ですね。

誰にでも心を開くことは、難しいかもしれません。
ラテン系じゃないし、いきなりオープンにはなりにくい。
それでも、安全な場所、安心できる人を、選ぶことはできます。

存在を尊重してくれそうな人たち。
今感じていることを大切にしている集まり。
そこには、きっとあったかい日差しがあって、
コートを脱いで、心を開くことが出来るに違いありません。

共感って、そういう心が温まった体験から、
積み立てられていくことのように思います。

人との交流から積み立てられた暖かさが癒しとなり、
自分は異質でも孤独でもないんだという安心感や、
自分であることに価値があるんだという自己承認を作って、
その喜びを人の分かち合っていくミッションに、
育っていくのでしょう。

共感は、集客の基本であると同時に、
他者に貢献していくプロとしての在り方を、
作ってくれるものだと思います。


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12/25(日)13:30~
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