昨日の事に縛られない。 | フリーランス・個人事業主・一人社長のプロ・コーチ

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物事を継続していくことは、
事業を形にしていく上での
欠かせない要素の一つです。
それがわかっていても、できない時がある。
そんな時に、
よくはまってしまうのが、
「昨日との継続」という罠です。

人を囲む状況は変わります。
その日のテーマも変わります。
新しいことが起きたり、
予定していない用事が入ったりする。
その出来事に対応している時に、
自分の気持ちのあり様も変わってしまいます。
それが普通です。

継続すべきなのは、いつの自分でしょう。
状況が変わる前?
変わった後?

ひょっとして、「今までやっていたとおり」
にもどったりしていませんか?

ブログの原稿を書いて集中していた時に宅配便が来て中断、
PCの前にもどったけれど、
さっき浮かんでいたアイデアがなんだったか思い出せず、
とても損した気分になる。
などという経験はありませんか?

さほど大きな状況変化ではありません。
なのに、元に戻るのは、
意外とすんなり行かなかったりします。
そんな時に、
あれなんだったかな~、と戻ることに意識が行くと、
進まなくなってしまいます。

それはそれ。
また新しく思いつくからいいや。
そのくらい、自分を信じてみてもいいんじゃないでしょうか。

戻るところは、過去ではありません。
本来の自分です。
ここで何を言いたかったのか。
何をしたかったのか。
その原点に遡る。

そうすれば、またアイデアは浮かびます。
さっきと同じ事を、また思いつくかもしれません。
状況が変わって、必要がなくなっていることだって、
あるかもしれません。


事業でもブログでも、一貫性を貫くとしたら、
戻るところは昨日ではない。
本来的意義なのです。

わからなくなったら、思い出しましょう。
あなたが仕事を通じて、
本当にやりたかったことを。