hCG注射とは?

hCG(絨毛性性腺刺激ホルモン)とは、妊娠検査薬で陽性になる成分で、卵胞ホルモンや黄体ホルモンの分泌を促す作用があります。


HCG注射が使われる目的、効果


①熟成された卵胞を排卵させる目的で使われます。

このケースではhCGが投与されてから、おおよそ24~36時間後に排卵が起きるので、その期間中に仲良しのタイミングを合わせることで妊娠の確率が上がります。


②hCGは黄体ホルモンの補充にも使われます。黄体機能不全など黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌に不妊原因があるときには、基礎体温の高温期中(排卵後)にHCGを投与することで妊娠の継続が維持できるようにカバーします。


hCG注射の副作用


①hCG投与の翌周期に、少し大きめのホルモン産生嚢腫(さんせいのうしゅ)の遺残卵胞が現れることが多いそうです。この遺残卵胞の影響で、次の周期には、良好な卵子を排卵しないだけでなく、黄体機能も十分にならない作用があるので、高温期を維持することができなくなり、高温期が短くなることがあります。


OHSS(卵巣過剰刺激症候群)、卵子の品質が下がります。


ひらめき電球注意ひらめき電球

hCG注射を受けた場合は、ホルモン剤の影響で、妊娠検査薬も排卵検査薬も陽性反応になります。そのため、注射を受けた後の排卵検査薬と妊娠検査薬は使用できません。 
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