時々行くスーパーのレジにてレジ打ちをされている方に『かとうさん』という人がいます。
きびきびと動き、溌剌と金額を読み上げ、朗らかに『ありがとうございました』と対応されています。
毎日の日常の中で小さな接点しかありませんが、私の中で『かとうさん』は印象に残る存在です。
そんな風に私が思っていることをかとうさんは毛頭知らないと思われます。
しかし、そうやって小さな接点の中で快な存在であり、ほっこりとした気持ちを与えられる人がいます。
派手な世界ではなくとも、日々の生きざまが誰かに幸せな気持ちを与えられている…そういうことに存在の意味を感じます。
私もそうありたいです。
昨日はかとうさんのレジで、芍薬を買いました。ちょっと忙しく疲れていた気持ちが落ち着いた気がします。