毒親は自分が毒親だと自覚がないので、おかしな言動や行動をしていると言う自覚がない。考えを正すことは難しいので、関わらないことが1番だ。
私の両親や、親戚、友人の家族など、今まで身近に毒親育ちの人がいなかった。それゆえに、親ガチャなんて酷い言葉だと思っていたが、実際に毒親に育てられた人に会うと、親ガチャという言葉がピッタリなのだと思った。そうでも思わないとやってられない。そんな気持ちから生まれた言葉なのかもしれない。
本人のせいではない、本当にたまたまそんな親に当たってしまったことによる弊害が実際にある。縁を切れる人はまだマシだが、長く悩まされている人もいるし、毒親育ちだと自覚できない人もいる。毒親が巧妙に気づかないようにしているからなのか、自覚したら辛くなるからなのか。おそらく両方だろう。
子供の時はなかなかその呪縛から逃れることができない。それでも、大人になれば逃げることが選択しやすくなる。親を捨てることは悪ではない。自分の人生を取り戻すには、親を意識せず、自分の生活、自分の望みにフォーカスすること。
考えたり、振り回されたら相手の思う壺である。物理的に離れて自立すること。誰のせいでもないし、親を放っておく自分は酷い人間でもない。本来は心配され、愛されて当然の存在なのは貴方の方だから。