日本への進出
日本で取引所を開設するには、金融庁の認可が必要となります。
しかし、Coincheckでのハッキングなどもあり、金融庁の審査は厳しさを増しています。
そんな現状でも、ビッサムは来年の2月に日本で取引所を開始することを予定しているようです。
また、ビッサムは、
「日本で一番取り扱う通貨の数が多い取引所を設立する予定です。」
という強い意志を明かしています。
タイへの進出
現地のメディアの報告によると、ビッサムは現在、タイのSecurities and Exchange Commission (証券取引委員会)の認可の取得を試みているようです。
また、タイでは、最近仮想通貨とICOに関する規制の枠組みに関して最終決定しています。
米国ニュースサイトZdnetによると、タイの市場への進出への理由は、タイのe-コマースやフィンテック産業は活発で、タイ政府は仮想通貨がスマートシティビジネスを促進するのではないかと、非常に関心を寄せているためだそうです。
スマートシティとは
スマートシティはIoTなどの最先端技術などを用いて、生活インフラを管理し、環境に配慮しつつ、生活の質の向上、持続可能な経済発展を目指す都市のことです。
ビッサムはすでに、タイに子会社を設立しており、ビッサムのタイ向けのウェブサイトで、タイでのサービス開始の時期は10月の終わり頃を予定していると発表されています。
世界規模の取引所を目指して
今年の初めに、ビッサムはグローバル展開に必要なパートナーを探していることを明らかにしています。
同取引所は、世界中で素早くかつ効率的に取引が行えるようなプラットフォームを構築するために、韓国外のパートナーと協力していく意思を示しています。
ビッサムが将来のパートナーと共に進めていくプロジェクトには、預金、送金、引き落としなどの資金管理や、取引所プラットフォームの運営、マーケンティングとプロモーション、それに加え、顧客サービスなどが含まれるようです。
これに加え、ビッサムはすでにシンガポールとイギリスに子会社を設立しており、さらに、米国やヨーロッパへの進出を視野に入れており、適切な時期を伺っているようです。