彼は私にとって大切でも何でもなかった

 

むしろ私にとって都合良い存在って言っても間違ってなかった

 

暇なときに絡んで寂しいときに構ってってして

 

今日突然いなくなったって私は明日も笑ったと思う

 

ケンカもめっちゃしたし一時期なんて本当に鬱陶しがられてたと思う

 

私も彼の気分屋がめんどくさくて何もかもに疲れてたときもういいやと思ってた

 

自分のことで手一杯で彼の気分屋に付き合ってる余裕なんてなかったんだ

 

一瞬手放したんだと思う

 

1ヶ月とかそれ以上口もきかなくて

 

でも彼が私のそのときのいろいろな事情を知って

 

同情したのかな、慰めてくれて

 

同情されるの大嫌いだけど、

 

そのときの私は本当にいろいろなものに絶望してて

 

誰かが私の存在を見てくれるなら何でもよかったんだ

 

まぁそれからまた関係修復されてって

 

そのことに感謝して私はそれから大切にしなきゃなとは思った

 

だけど大切に想ってた訳でもなくて

 

単純に都合良く扱うのをやめただけだった

 

大切にしなきゃと思いながらすごい八つ当たりもしちゃったし

 

自分が精一杯なときはあしらったりもしてしまったよ

 

それでも彼はそばにいてくれたんだ

 

そんなことしてるうちに彼は私のこと理解してきたみたいでさ

 

私が望んでることとかわかってくれて

 

黙ってただそばにいてくれて

 

私が別にいつも話すのが好きじゃないこともわかってくれて

 

本当は話聞くの結構好きだとか

 

普段は話題とか出すの私だけど

 

私が本当に話したくないときにただ他愛もないこと話してくれたり

 

いつも騒がしいことの裏には理由があるとかわかってくれたり

 

だから今では2人で黙ってただ一緒に帰ることもできるし

 

本当に彼、変わったなと思う

 

すごく優しくなった

 

ケンカとかたくさんしてたからなのかな

 

私も彼のこといろいろわかってきてるし

 

一緒にいて本当にラクなんだ

 

そして多分彼そう思ってくれてるってこと

 

少しだけね、自信が出てきたんだ

 

彼も私のこと友達だと思ってくれてるんだろうなって思えた

 

今までそういうこと思うの怖くてできなかったし自信なかった

 

自信が出てきたのは私が変わろうとしてるからって理由もあると思うけど

 

変えてくれた君がいた

 

君のことはまた書くね

 

彼のこと、今まで全く大切に想えなくて

 

こんなに一緒にいるのに私がここまで大切に想えないなんて

 

むしろ罪悪感でいっぱいだった

 

でもいつの間にか彼のこと少しではあるけど大切に想えてたよ

 

この想いがまだまだ大きくなるかも知れないし

 

少なくとももう都合の良いいなくなっていい存在ではないんだ

 

いなくならないでって思ったし一緒にいたいと思ってる

 

大切にしていこうと思うよ

 

私と友達になってくれてありがとう