谷瀬の吊り橋を渡った後で、黒木御所を目指します。
このあたりにはキャンプ場があり、また黒木御所跡地以外にも楽しそうな場所があるのだが…
残念ながらこちらは時間がない。
吊り橋から十分ほど歩いたところで見つけました。
楠木正成のデビューとなった赤坂の戦い。とありますが、ぢつは護良親王は赤阪の戦いには参戦していません。この時親王は般若寺で敵の追撃をかわしたあと、熊野を目指して歩いていました。
護良親王が十津川に逃れてきた時、竹原八郎がここに仮御所を建てて宮を匿い、そして旗頭として挙兵します。
石碑群が見えました。
御所跡地の碑。
これは親王の歌碑でしょうか。
大塔宮(護良親王)の遺跡。
全体像がこんな感じで。
十津川は遠いうえに車でないと来られませんから、このお盆九連休は本当にありがたかった!!
さて再び谷瀬の吊り橋へ。
絶景だぜ。
スタートです。こわごわと渡る人たち。右手で必死にワイヤーに捕まる人の姿も見えますが、
これは高所恐怖症だった人間はよくわかることで、
わずか2センチほどの隙間でもそこから落ちてしまいそうな恐怖があるのです。
理屈では落ちないことは知っていても、なんか吸い込まれそうな気がする。
前の親子に追いつくのですが、小学校低学年の女の子でしょうか、悲鳴を上げながら必死にお父さんの背中に捕まって歩いていました。