世界海洋デー。

 

当ブログでは海洋冒険に関する本をたびたび紹介してきましたが、

昨年も書いていましたね。

 

 

 
 
あらためて宮城県に関係するいくつかの海洋物語を。
まずはこちらです。

 

 

ロバートソン夫妻と三人の息子たち、一人の相乗り青年が乗るヨット、太平洋を航行中にシャチと衝突してヨットが沈没し、40日のゴムボート漂流を余儀なくされました。

人数がいるのは精神的に心強いかと思いきや、なにせ重量オーバー気味なうえに食料も水も足りないという皮肉な事態に。

 

そしてこの人たちを救助したのが日本の船。

 

 

言葉は通じなかったようですが、ともあれ助けてくれた人たちに感謝ですね。

 

 

そしたらなんと、宮城県志津川の船であることが判明しました。

感激して南三陸町や地元紙三陸かほくに問合せしてみましたが、残念ながら救助した側の船の会社はもうないのだとか。

関係者の方々もさすがに半世紀以上過ぎると残っていないのかな…

 

そして、なんとなんと。

そのロバートソンファミリーの長男ダグラスさんがこのサバイバルについて語ったことを教えてくれた方がいるのです。

 

 
あん様、本当にありがとうございました。
※あん様のお名前はダグラスさんのお姉さんであるアンさんに由来しているのかな?
 
 
続いては江戸時代、宮城県から世界一周した人について。
 

 

 

日本人初の世界一周、津太夫です。

この方はどちらかというと受動的に、なんとなく世界を一周してしまったという人なので、同時代に生きた大黒屋光太夫や高田屋嘉兵衛の陰になりその名が知られていない。

 

さらに言うと支倉常長と勘違いされることも。

某タレントがこちらでラジオ番組に出演した際、津太夫そっちのけで支倉を熱く語り番組がグダグダになったとか。あいつおしゃべりだからな…アナウンサーも制止できなかった模様。

 

津太夫の復権と顕彰が照井高之のライフワークとなっております。

 

 

そしてベーリング探検隊。

 

 

 

北太平洋のベーリング海に名を残すベーリングの部下シュパンベルグが現宮城県の網地島に来ていました。

 

 

いわゆる鎖国以降、長崎に来ているオランダを別にすれば、最初の西洋と日本の邂逅となったわけです。

 

 

地味に宮城県、世界に開けているぞ。

 

 

 

また行きたいと思う海は?

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