放射線科受診 | 乳がんとの闘い…私らしく

乳がんとの闘い…私らしく

右胸乳がん発症から9年…。
人生の転機毎に転移。。
病気を以って自分の生き方を考えるよう知らされてるのでしょうか。

午後に放射線科の受診のため、大袈裟にもストレッチャーに受付に乗せられて行きました。
(放射線科からの指示らしい)

今日はマーキングまでするみたいだからと病棟の看護師さんの話。

着いたら直ぐに先生のお話。
「今回の痛みがあるところは?」
「11月に治療したところです」
「ん?直後は調子良いって話だったけど、いつから痛み出していたの?」
「1月には痛かったです。オキノームも飲むくらいの痛みで‥」
先生唖然。

1年前とかに照射したところなら今回できるし、別の場所だったらできるという。
けれど、まだ2ヶ月も経ったか経たぬかの場所に照射はできない。
副作用として起きていたものが、今回やることによりずっと起きてしまう状態になってしまいそうだと言われちゃった。
何より私の腫瘍は骨に限らず全ての箇所において、散らばってある状態。

「今回は無理だなぁ。」
やる気満々で行っていた私はストレッチャーの上で固まってしまいました

「でも、 放射線照射はできないけど、点滴の中に微量の放射線を入れて骨全体の腫瘍に緩やかに作用するのがあるから、主治医の◯◯先生と話をしてみるよ」と言われてしまった。

隣りに立っていた看護師さんがそっと私の手を握り「残念だったね、でも先生も違う方法でも一生懸命考えてくれるから望みがないわけじゃないから、ね!」
と、言ってくれた途端に我慢していた涙が溢れ出してきちゃった

骨に転移してからというもの何をやっても薬が効いてくれないし、転移のスピードが早すぎる。
今日の受診で涙が出ちゃうなんて思ってもみなかった。
抗ガン剤も次から次へと起こる症状に遅れてしまってる

一体いつになったら、抗ガン剤が再開できるのか
泣いてる場合ではないのだと私自身に言い聞かせました