美月あきこ『雨の音を聴くとリラックス効果があるのだとか』

朝起きてみると、庭の隅っこにあじさい葉が青々としていて

雨の滴が付いてます。

我が家の小スペース、

別名「猫の額」。

花はまだまだけれど、これから一雨ごとに蕾が大きくなってくるかと思えば、

憂鬱、鬱陶しいと条件反射的に感じてしまう雨も

何となく待ち遠しく思えてみたり。

以前読んだ本の中で日本人の脳が外国人の脳と大きく違う点を指摘していました。

私たち日本人の脳は、笑う、泣く、嘆くといった感情音や、

雨や風、小川のせせらぎなどの自然音を

「言語」として認識するというのです。

一方、外国人の脳は、この音を楽器などが奏でる「音楽」として認識するんだそう。

春雨、五月雨、梅雨、夕立、秋雨、時雨、村雨、地雨などなど、

雨がつく言葉は覚えきれないほどたくさんある。

数を検索してみたら,なんと！400種類以上もあるではないですか！

これだけ雨を感じ取れる脳や感性は日本人だけ、と言われると

少し嬉しく誇らしくなる。

部屋の中から雨の音を聴いていると、

さっきまで憂鬱、鬱陶しい、と感じていたのに、自然と心が落ち着き

穏やかな気分になるから不思議。

今朝は、ちょうど雨の日のマナーの原稿を書いていたので

雨について書いてみました。

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