(Aさん)
「ルキアス・マスター伝授7」
≪レベル1伝授のためのエネルギー≫
<始まり>
不要なものが大量に出てきている。
出てきたものが、私の膝下に纏わりつき、室内に居づらいので落ち着くまで待つ。
エネルギーによって強制的に出されたけれど、本当ならAさんから離れたくないか、Aさん自身が手放し難いものか。
どちらにしても、もう要らないもの。
これが無くなれば、かなり飛躍すると思う。
テーマは「本当の手放し」
手放したくないものを隠すため、誤魔化すために、簡単に手放せる小さなことを「こんなに手放している」といって偽るのはやめる時。
<約1時間後>
室内床一面がウミウシのようなブヨブヨした黒光りする物体で埋め尽くされている。
最初は動きのあるもの(纏わりついたので)が出て、その後はあまり動きのないものが出た様子。
<約2時間後>
床面のウミウシは数がまばらになっている。
これまで現れた纏わりつくものとウミウシには、特に強い感情はなかった(淡々とした存在)。
今、強い負の感情が出てきている。
恨み、憎しみ、後悔、痛み、辛さ、など。
ヴィジョンは、自分で自分の太腿や前腕、指を、太く長い針のようなものでザクザクと刺している。
声は出さず、泣きながら。
自分を刺しているのだから、痛くて泣いてるのもあるが、「誰か」を心底から憎み、恨み、その誰かの代わりに自分に怒りを向けているような、自分自身にも怒っているような、複雑な感情。
「誰か」とは一体誰?
<約3時間後>
これまでと雰囲気が変わり、ところどころに小花が咲いている緑の草原。
少し小高くなっているようで、遠くまで見通せる気持ちの良い風景の中、女性がひとり立っている。
他に人や生き物は見当たらないが、女性は非常に緊張している。
動くことができない。
緊張しているのは、監視の「眼」に気付いているから。
女性はずっと見られている。
その「眼」は女性と同じ世界、同じ空間にあるのではない。
別の世界から時空を超えて女性のことをずっと見つめている。
「眼」は監視をしているつもりはないのかもしれない。
ただ見ているだけなのかも。
けれど女性はそれを監視と受け止めている。
そしてその「眼」の意(期待?)から逸れないようにしなければと、強く思い、緊張している。
自分が何をしたいか は、忘れた。
何をすれば正解なのか(「眼」の期待に沿えるか)が全ての基準。
それが長い時間、習慣になっていたので当たり前になっており、疑問に思わない。
<約3時間半後>
ずっとフリーズしたように立ち尽くしていたが、女性の目の前を一羽の鳥が通り過ぎた。
すると急に、今までは間違いだと思った。
何を間違えたのだろうと思案を巡らせはじめた。
_休憩_
≪レベル2伝授のためのエネルギー≫
<始まり>
休憩の間にもエネルギーが作用していたようで、草原に立つ女性の心持ちが朗らかで自由。
そして自分を見ていた「眼」は、厳しい監視ではなく、愛に満ちた眼差しだったことに気付く。
両掌に大きなエネルギーを感じ、自分がそれを扱えることに喜びを覚える。
自分は愛されていることを知り、そして大きな可能性のあることを知る。
このギフトを最大限に活用するには何が必要か。
ライトボディの復活、覚醒、肉体のカルマ解消のエネルギーを受け入れた(これまでは抵抗していたのかも)。
受け入れたことがAさんの「新生」
<開始から約1時間後>
身体の隅々まで調整されている様子。
これまでの抵抗の反動か、余すところなく全てを享受しようとしている。
<約2時間後>
真夜中の山道を、松明の列が西へと進んでいる。
真っ暗な中、それが葬列だとAさんには分かっていて、列には加わらず遠目から見送っている。
松明を持つ人影は暗さのせいで見えない。
小さな炎だけがゆらゆらと瞬きながら規則正しく並んで進む。
Aさんは何を思って見送るのか。
感情は穏やかなので、もう自分とは縁のないものだと理解しているのだろう。
それでも最後は見送りたいということかもしれない。
<約3時間後>
Aさんが胡坐をかいて座っている。
その手には糸が何本か握られており、糸の先は天に向かって伸びている。
天に向かった糸の先は、先祖と繋がっているが、本当に繋がっているものと、何かのきっかけで混線し、自分の先祖とは違う存在と繋がってしまったものがある模様。
それぞれの糸を確認しながら分別している途中。
必要な繫がりと、不必要な繫がりの分別ができるようになったのだろう。
<約4時間後>
セッションを受けるために横になっているAさんの足元に、5体の存在がきていた。
ご先祖の主要な人達の印象。
神妙な面持ちでAさんを見下ろしている。
まだ片付けきれない事があり、それが終わるのを待っているような感じ。
<約5時間後>
5体の存在のうち2体は、もう仕方がない(これ以上は望めない)という感じで受け止め、去ろうとしていた。
3体はまだ納得がいかない様子で留まっているから、去ろうとした2体も待っている状態。
<約6時間後>
5体は、Aさんの足元からだいぶ離れた場所で頭を突き合わせ、何やら相談している雰囲気。
それとは別に、3人の子どもが楽し気にAさんの周りを回っている。
頭の方には、孔雀の羽根を背景にしたゴージャスな熟女が、孔雀の羽根をあしらった扇子をゆっくり動かしながら、時が来るのを待っている。
この熟女が新しいガイドさん。
スタンバイはしているが、まだエネルギーが終わっていないので待っている。
<終わり>
5体は納得がいったようで去って行った。
ゴージャスな熟女と3人の子どもがAさんの傍にいる。
熟女はガイドだが、子どもたちはガイドではない。
子どもの素直な無邪気さと、女性のチャーミングな我儘(いやらしい我儘ではなく)を象徴しているのかと思う。
そういう質も「悪」ではないということ。
<通常セッションのリーディングと異なるので、見えたものに、その意味も付随して伝えてきた時にはそれを記載します。ヴィジョンだけの時もあるので、それに対し意味を見い出すのはご本人次第です。>
担当:潮音