「ウエディングデザイナーさんに、ふんどしってすごい失礼かもですが...」という前置きをしてくださってご依頼くださったのは、お友達で私たちのアトリエの卒花婿でもあるCさん。

 

卒花嫁のKさんのお誕生日プレゼントに、おふたり「ペアのふんどしを作って欲しい」とのご要望をいただきました。

 

 

ふんどしは、履いたことも見たこともない私にとって驚きのオーダーでしたが、日本の伝統的な男性の下着で、鼠蹊部を締め付けないことから、最近では女性にも一部のファンがいるということを以前から耳にしていましたから、興味深く制作させていただきました。

 

おサイズは普段おふたりが、ご愛用されているお気に入りのもので、Cさんのラッキーナンバーも取り入れて寸法を決めました。

 

 

一般的なふんどしは、晒(さらし)木綿で、手拭いのような、ある程度の肉感はあるけれど通気性も良い素材を使用することが多いそう。

 

 

AIに相談し、お薦めしてくれたのは、オーダーで作るのなら肌触りの良いダブルガーゼで特別感を出すのはどうですか、とのこと...。

 

2層になったダブルガーゼは、赤ちゃんにも優しいコットンの柔らかさが心地よい特徴の生地ですが、強度が弱くお洗濯でダメージが起きやすい素材だということも、何度か経験して感じていたことでした。

 

せっかく特別に作るのだから、ある程度の強度も欲しい。

 

決めきれておらず、しばらく迷っていてひらめいたのが、竹とコットンの混紡素材の竹ガーゼ。

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Cさんは、循環する暮らしや里山での生活をテーマにしたワークショップを主催されています。

 

竹林の整備や竹の活用方法などを指導もされていて、竹と言えばCさん、とお名前が浮かぶくらい竹や自然とのゆかりのある方です。

 

ということで、今回のふんどしのお肌に直接触れる部分の布は、柔らかくサラサラしているけれどコットンのダブルガーゼよりも強度のある竹ガーゼにすることにしました。

 

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一方、奥様のKさんは、日々のSNSの発信で、感度の高い詩的な言葉や写真を投稿されているアーティスト肌の方。

 

そのKさんの湧水のような澄んだ魂を表現するため、竹ガーゼに重ねる布は、透明感のある淡い水色のコットン・ローンを使用しました。

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ローンは、細い糸ですがしっかりした平織りの生地。

 

ブラウスなどに仕立てても呼吸がしやすく、肌にストレスの少ない素材です。

 

柔らかい竹ガーゼをしっかり支える素材として、ぴったりの生地として相性抜群!!と思いついて決めました。

 

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Cさんが奥様のお誕生日プレゼントにされるリクエストは、いつも驚きと喜びが込められていて、「いつも奥様に笑顔でいて欲しい」という優しさや願いを感じて感動します。

 

ご結婚後は、「いつも喧嘩が絶えなくて...笑」とお会いするたびにおふたりとも話されますが、思い切りぶつかりあえるくらい信頼し合っているのだな...と微笑ましくなります。

 

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ヒモの部分は、奥様の大好きな色、グリーンで!!というCさんのリクエストにお応えしました。

 

グリーンと一言で言っても様々な色があります。

 

確かKさんのお好きなグリーンは、ピスタチオのようなグリーンだった記憶が...。

 

でも、ちょうどいい厚みと丈夫さのあるコットンブロードには、ピスタチオグリーンがなく、本体の淡いブルーに似合う鮮やかなグリーンか、薄い黄緑をチョイス。

 

実際には、Kさんにどちらかお好きな方をお選びいただけるよう、2種類のグリーンをご用意しました。

 

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ふんどしを作るのは初めてでしたが、まっすぐな直線を描いたふんどしは、日本の知恵と美意識が込められた誇りを感じました。

 

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カラフルな色使いとスペシャルな素材使いで、現代風に!!

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一番下の縫い代は、少し多めに折り返して、お裁縫や手仕事がお好きな奥様のKさんが刺繍などができるように工夫もしました。

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これからも、いつまでもおふたりらしく仲良く楽しく笑顔いっぱいで過ごされますように*

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上質なコットンの素材の手触りとアイロンをかけた時の爽やかな香ばしい匂いは、お裁縫って楽しいと感じ始めた小中学生の頃のワクワクした気持ちを思い出させてくれました。

 

純粋な素材は、触れる人間の気持ちまでピュアな気持ちにしてくれるという原点に触れたような思いです。

 

Cさん&Kさん、素敵なご依頼をありがとうございました。

 

 

 

 

私たちのアトリエの上のフロアにあるリラクゼーション・整体・鍼灸治療のスピロソフィアの7曲目が仕上がりました。

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