ドレス作りは完成までの工程が多く時間もかかるので、根気よく仕事を続けるためには日々の気力を保つことが大切だと感じています。

一ヶ月以上かけた下地作りがイメージしていたものにならなくて、やり直したものも、細かい部分の修正が必要(当たり前の工程ですが気力が減っていると悩みに変わってしまったりします)

 

でもあきらめずに気を抜かず、納得のいくまで微調整を繰り返すことは、揺るがない精神を試されているような気持ちに...。

 

気力を養うには、睡眠や栄養もとても大事だけれど、最近作業しながら聞いているyoutubeの偉人たちの言葉が、そんな今の自分の背中を押してくれるように励ましてくれました。

江戸時代の中江藤樹や二宮尊徳、明治や大正生まれの芸術家や思想家、武術家、宗教家、作家、詩人などの言葉は、学校では学んだことのないことばかりだけれど、日本人としてとても大切にしたい軸となるものばかりで心に突き刺さる。

 

そんなお話を聞いていたら、仕事での集中力や気力が自然と湧いてきたのです。

 

特に「敬う気持ち」や「徳を積む」こと、「利他の気持ちで祈ること」について語られた場面では、自然と涙がこぼれてしまいました。

煮詰まっているときだからこそ、どうにかして答えが欲しくなり、先人の知恵に心が惹きつけられたのかも知れません。

日本には、本当に多くの知恵を持った方々がいて、人の心や情緒を大切に生きてきたのだと感じられました。

 

そんな日本に生まれたことが誇らしいです。

そして周りの方々に助けられて、お仕事が成り立つことに改めて感謝するばかりです。

 

 

今日もブログを読んでくださってありがとうございました。

 

 

着物リメイク「Luce-Ninifuni」サイト

ウェディングドレス ルーチェ クラッシカのサイト

ウェディングドレス インスタグラム