立体裁断というフランス生まれの型紙作りは

 

計測した体の寸法から割り出した数字から型紙を作る一般的な製図と違い、視覚と指先の感覚によって造形される服作りです。

 

専門学校で学んだ洋服作りでは、イメージしたものができない...と途方にくれていた20代前半に

 

近藤れん子先生の書籍で「一朝一夕で美しいものを作り出すことはできないとしても、深く原理を追求する情熱さえあったら、これほど楽しい服作りはありません」という言葉に光を見出し、まだ道半ばですが、こうして服作りを続けさせてもらえることに感謝が溢れます。

 

本場フランスのオートクチュールのアトリエと同じ手法・イメージしたものを形にする...という、れん子先生に学んだこの貴重な技術を使い、誰かに喜んでいただけることが何よりもの喜びです。

近藤れん子先生

 

 

 

2年前、着物リメイクのサンプルドレスを作り始めたばかりの頃に書いたブログ↓↓です。

 

この時に蒔いた種が芽を出して、今はお客様のための着物リメイクを手掛けさせていただけることや、お力添えしてくださる方々の存在に改めて感謝しながら作業を進めています。