世の中の動きがストップしてしまい、今の自分に何ができるのか、そしてこれから何をしていけばいいのか、と考えさせられる毎日ですが、今日は卒花嫁様からインスタグラムのメッセージで、励ましのお言葉をいただきました。
「18年前に先生にウェディングドレスを作っていただきました。その節は本当にありがとうございました。当時は何も分からず準備の足りない私を色々と優しく助けてくださいました。今でも感謝しております。こんな世の中ですので、どうかご自愛くださいますように。」
先が見えずに、どうしていいのかわからない、そんな私に天からの励ましのようにありがたいお言葉。
以前も22年前にドレスを作っていただきました!!とインスタグラムからメッセージをいただいたことがあり、言葉にならないくらいの感動を覚えました。
ビジネスという面では、あまりに未熟で無知なままスタートし、ドレス制作の他、スタッフを育てるのにも必死で、お互いに泣きながら思いを伝えあったりと、自分の歩んできた道は、これで良かったのかなと思うことの方が多かったのですが、お客様からいただく優しいメッセージに「大丈夫!!」と励ましていただいているように感じて、感謝の気持ちがあふれました。
朝から雨の一日だった今日は、いただいた嬉しいメッセージに、少しだけ昔を振り返りたくなって、ルーチェをオープンさせて一作目にデザインしたドレスの写真をアップしました。
ノースリーブのドレスに細いベルトをつけたドレス。肩の切り替え線がポイント。シンプルでクラシカルがベース。シルエットと良質な素材にこだわるモットーは24年前から今も変わりません。
ノースリーブのドレスに羽織るケープは、気品をかんじさせるウィングカラー。翼のような襟の形は、羽ばたく鳥の翼が名前の由来です。
1996年・広尾のアトリエ。上記と下記の写真は同じ建物に事務所を構えていたカメラマンさんに撮っていただいたもの。
以前のお客様(卒花嫁さま)から、いただいた嬉しい気持ちを私も誰かにバトンタッチしたくなる、そんな心温まる一日でした。そして私たちのアトリエにいらしてくださるお客様は、とても心優しい方ばかりで、お言葉が美しい!!ことも誇らしく思いました。今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。
ルーチェ クラッシカ・光田みどり
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