占い師といっても

それぞれ使っている占術も違えば思想も違います。

「あなた、今のままだと死ぬわよ！」と

言いきるような占い師もいれば

強い口調で否定をせずに

優しく話を聞いて寄り添う占い師もいます。

占い師の仕事として一番重要なことは？

僕は占いというものを生業として

動き始める時に

横浜中華街や都内の有名店、

他にも「〇〇の母」と呼ばれている人など

さまざまなお店にいき鑑定をしてもらいました。

そのうち相談することが

なくなってしまうという事態になりましたが

それでも諸先輩方がどんな鑑定をされるのか

やはり気になったので時間を見つけては

いろいろと受けて回りました。

世の中には本当にさまざまな占い師がいます。

素晴らしい方ももちろんいましたが

残念ながら、そうではない方も数名混じっていました。

話をされていることが

本当に何を言っているのかよくわからず

薄暗い雰囲気もあいまって、鑑定を受けながら

寝てしまったこともあります笑

他にも雑居ビルで受けた時は

鑑定の半分以上の時間、

借りているビルの悪口を延々と

聞くハメになったこともありました。

特にこの数年は

コロナの影響も含めて

世の中に心が弱っている人が増えて

それもあり占いを受ける人、

占いを勉強する人も増えました。

鑑定でも

ビシバシはっきり言われるよりも

気持ちに寄り添ってくれる占い師を

求める人が増えてきました。

だからこそ鑑定をする側も

ただ占いの結果を伝えるだけではなく

気持ちに共感し、寄り添うことを

大切にする占い師が増えてきたように思います。

「彼からのLINEの返事が最近遅い。彼は私のこと好きですか？」

こんな相談に対して

「はい。彼はあなたのことを好きです。」

終わり…

これだけでは、相談者としては

モヤモヤした気持ちが残ってしまうかもしれません。

ここではあまり深くは話せませんが

占い師の仕事は

これだけでは終わらないと思っています。

一つ言えることは

「当てる」ことは手段であって

相談者が本当に求めていることではないということ。

真剣に悩んでいる人は

当たるかどうかは

一番重要なことではなかったりします。

でも、もちろん当たらないよりは

当たる方がいいですが…。

性格や本人しか知り得ない「事実」を

当てることよりも

「相談者の想い」を当てることが

実は僕らにとって大切なことなんですよね。

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ほしよみ堂/占い師

ルーカス伽豆海（かずみ）

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