番外編~カイレフォンの友人~世界図 | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

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このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

かなり話が複雑になってきましたので、この物語の世界情勢を一度整理したいと思います。

ルテミス共和国

民主制。
選挙により、州から一人元老院議員を選出し、合議制により内政、外交、軍事を決定する。
しかし、実際にはデルフォイの神殿の巫女にお伺いを立てて政策を決定していた。
国の重要事項は巫女長が神託を告げる。
市民でも一般巫女に占ってもらえる。

「この世の果て」を見通すことが出来る永遠巫女の存在を民衆は強く信じている

奴隷制あり。
大人で約三年、子供で約五、六年働いて国にお金を納めれば晴れて身分解放となり、チョーカーとブレスレットを外してもらえる。
しかし、これはあくまで最短の場合。「罪」の履歴があったり、支払いの滞り等で更に重くなる。
国による奴隷管理により、虐待や不払いから守られている側面もある。

首都はダイダロス。市場、闘技場、劇場で有名。
15年前の津波から港町セイドンも徐々に復興。

出身者 「彼」、カイレフォン、イカロス司令官、ニコポリデス、他多数。

東のロイセン王国

先のルテミス共和国との戦争で王様とその忠臣であるアルラウネの父は行方不明。
妖精の白森と魔女の黒森を国土に持つ。
奴隷制はないが、王、貴族、兵が農民を虐げる圧政が続いた。
現在はルテミス共和国から派遣されたパパドプーロスと、生き延びた大臣の合議制による信託統治領となっている。
出身者 アルラウネ、次期巫女長ロディテ

そのまた東のパルタカ王国

王による独裁政治を行う。
奴隷制あり。
征服した土地と民を支配しては、農奴と奴隷兵にして虐げている。

南のラオ王国

パルタカとは対照的に支配した土地に寛容な政策で領土を広げる。
現 ホルス王よりも12歳の優秀なサンドロス王子を家庭教師のマケドニウスは高く評価している。
高い建築技術や天体観測等、文明が発達している。
基本、ルテミス共和国と言語が違う。
奴隷制はない。

西の小王国連盟。

ジーザス教という十字架と唯一神を信仰する宗教の国々で集まった連盟。
各国の王様達より教皇様の方が偉い。
それぞれの国々によって貴族や奴隷制は違う。
教皇は領土拡大よりも布教に力を入れている。
オーガスタスが教皇様に対してどれだけ信頼があるか不明。
言語は基本、通じない。

北の地域。
山と雪で村単位の少数民族が乱立する。
中には精霊と生きる、高潔な道徳観を持った無敵の剣士集団を持つ地域があるかも?