本日の総務省 電波監理審議会で、ソフトバンクモバイルへの900Mhz帯域割り当てが
決定しました。
ソフトバンクは以前から900Mhz帯域の割り当てを望んでいたので、ようやくといった感じでしょう
DocomoやAuは800Mhzや900Mhzを使っていましたので、2.4Ghzや1.5Ghzでは届かない部分も
カバーできていました。
ソフトバンクは2.4Ghz帯域のみだったので、速度は早いですが、電波の届く範囲が狭かったので、
繋がりが悪いということでした。
これで、900Mhzの設備を設置すると範囲が広がる=電波の影響という言い訳ができない
状態になりますね。
では、なぜ900と2.4Ghzでそんなに違いのか?
これは波長の問題です。
波長は、おおよそ「300/周波数」(メートル単位)で求められます。
900Mhzは0.33m(33cm)、2.4Ghzは0.125m(12.5cm)
2.4Ghzのほうがアンテナは短くなりますが、その分出力によって範囲が決まります。
また、波長が短いことで、直進性には優れていますが、構造物や雨などによる影響もでてきます。
この割り当てで、電波が届かない・店内だと通じないということが減少するはずです。
(あくまで「はず」で、設備の設置状況によるので、場所にもよりますが。。)
東京デジタル電話時代からのユーザとしては、期待しています