個人的には続報を待っていたので、この記事は興味深いです。
↓
これを読んで思ったのは、こういう浅はかな人をリーダーとして崇めているお笑い芸人をまとめている会社が、日本のテレビの番組を大きく締めていたんだなということ。
少し前まではテレビをつけると、バラエティだけでなくワイドショーも、大体がジャニーズか吉本でした。
それ以外適した人材はいないのか、と思ってげんなりしていました。
今はジャニーズは減りましたが。
この件に関しての流れを簡潔にまとめますと
1)週刊文春が、まっちゃんと取り巻きが女性をホテルのスイートに呼び、みだらな行為をした、あるいはしようとしたことを報じた。
2)吉本が、当該事実はない、裁判で争うことを検討中と回答。
3)まっちゃんが、1/5にXで、被害者であるA子さんが送ったとされるLINEが週刊女性に掲載されたことに対し、「ついに出たね」と投稿した。
(内容:『本当に素敵で…』『最後までとても優しくて』『今日は幻みたいに稀少な会をありがとうございました』『松本さんも本当に本当に素敵で』)
これって、会社が事実自体をないと否定したのに、まっちゃんは事実はあったが合意のもとにあったこと、と認めたということで、相当焦っているようである意味思慮が足りないと思えます。
以外と小心で考えが浅いし、自分の立場を守ろうと必死なんだなと思えます。
この被害女性が心と反対のことを送ったのは、専門家が解説しています。
NPO法人レイプクライシスセンター代表で、弁護士の望月晶子氏は、「女性が事後に相手方へ『迎合メール』を送ることは、性被害者特有の自己防衛行動に他ならない」と解説する。
「被害者が平静を保とうと、普段と変わらない行動をすることは決して珍しいことではありません。むしろ弱者である被害者が、加害者におもねるような言動をとることはしばしばあります。同時に性被害者は『あんなところに行ってしまった自分が悪い』という自責感に苛まれ、苦しんでしまう。こうした被害者心理への理解が少しずつ進んでいる昨今の社会では、迎合メールが『同意のない性被害はなかった』と言い切る論拠にはなりません。また、(松本や小沢が)『合意があった』という意味合いで、こうしたLINEを拡散することは、まさにセカンドレイプです」
それで、どうしてこのことを取り上げたかというと、ここから私の希望も交じった妄想が入ります。
性加害って、あの方がお若いころからずっとやってきたことじゃないですか。
タイのことは結構知られていますが、国内のは表ざたになっていませんね。
イギリスに聴講生で行った際も、相当やらかしたようです。
まっちゃんのように素人さんに手を出していなければ、問題は大きくないと思いますが、もしそうではなかった場合、同じように手配した人はいると思うし、被害に遭った方もいるはず。
こういう有名人が追及されて行く過程を、雑誌とかSNSなどで公になって行くことを見ることで、この女性たちがジャニー氏の問題から勇気を持ったように、声を上げてくれるかもしれません。
あと、今まっちゃんを擁護している男性たちも、こういうことは悪いことなんだよとある意味教育するチャンスにもなります。
何て言うんですかね、力でものを言い自分の思うようにしてきた人を祭り上げて、一部だと思うけれどもそういう男性社会がある限り、男尊女卑はなくならないと思います。
間違っていても力があればいいというのか、ついていきたいと思える強さみたいなものを持つ男性を祭り上げて、自分も力を得ようとする男性社会。
これがあり、それを叩き潰す必要があります。
東京農大であったじゃないですか、イギリスの珍しいアヒルの卵の密輸の強制、それを何度かさせられ、もう無理ですと断ったら、「俺を誰だと思っているんだ!」って恫喝したというの。
間違ったことをやっている人をリーダーとして祭上げるのはダメです。
そこを頂点として組織を作って、業界で幅を利かすという構図。
それがうんと力を持って、大阪万博を動かす…政府も採用するって…ねぇ?
力があればいいというのではなく、その力をどうやって手に入れたんですか、というのが問題なのだと思います。
結果だけでなく、その過程が大事。
女性を思うようにして、仲間を使って悪のグループを作り結束していく。
そうやって頂点に上り詰めたまっちゃん。
令和の世はそれを見逃すことはしなかった、ということですね。
この記事の題を「思慮の浅い人をリーダーにしている男性社会」としてみましたが、これは政治の世界もそうだと思うんですよね。
東大を出ていても、関係ないんですね。
自分の名誉欲とか、利権とかそういうのばかり。
平成時代はそれが通じたけど、令和はダメなんですよ。
何て言っても陛下がしっかりされた方ですからね。
清廉潔白!