スタッフの面接に立ち会うのもわが仕事。
特に、一次面接は欠かせない。
ここでふるい落とすと言う、関所の門番みたいな役目を仰せつかっている。

ふるい落とさないと、大変なことになる。
とても同じ人間とは思えない人が面接に押しかけるのだから、
こんな連中を見せたら、ボスは憤死する。
そして憤死されては困るのだ。

「ローカル編」に続き、「同胞編」行きます。
これがまた、カラフルでしてね(苦笑)。

1 男性なのにネクタイも締めて来ない。薄汚れた開襟シャツ、或いは、チェックのシャツというなり。会議室で待たせておいたら、薄汚れたタオルで汗を拭いていた奴もいた→当然落とす!

2 ビジネススーツではなく、肌もあらわなワンピースで現れる女性。長い髪を絶えず掻きあげる。或いは、枝毛を抜く→当然お断り!

3 ボーイフレンドを外に待たしてある→わが同胞までこうだとは・・・落とします

4 なーんにもセールスポイントがない。日本人だから日系なら入れると考えている→甘すぎて当方、頭がくらくらする。当然落とす

5 語学に自信ありと言いつつ、当方が現地語で話しかけても、返事できない。「言われたことは理解できるが、返事が思いつかない」と自己弁護→はあ~ さっき「○○語には自信がありますっ! ビジネスレベルです!」と断言したのはあなたなのに? 落とすしかないぞ

6 給料が低すぎると言う。理由は「今の生活程度を維持するのは、これくらい貰わないと」って・・・→それはあなたの都合でしょ? 会社には会社の都合があるの! 入社しないでけっこうですからね

7 某国内で転職を繰り返しているが、推薦状が一通もない→日系なら、推薦状はなくても、在職証明くらいはくれるぞ。それもないの? だめですね。

8 英語に自信あり! と鼻高々→英語なんてね。某国では「出来て当然」です。それ以外に、現地語が出来ないと、ローカルとコミュニケーションできないでしょ? 落とすしかないです

・・・・

やっぱり


面接は


疲れる


こんな同胞、当方見たくないのに~


なんでこんなのしかいないの?!


しかも

しかもね


年々ひどくなるばかりだよ~(泣)