11月19日ソウル江南区도산대로(ドサンデロ）にある준식당（チュンシクタン）というレストランでRAINBOW PARTYが開催されました。
そのパーティーに実際に参戦されたKGさんからお話を伺う機会がありましたので、その様子を紹介したいと思います。
まずRAINBOWについて少し紹介します。
RAINBOWは2009年11月14日にKARAの妹分としてDSPメディアからデビューした7人組のガールズグループです。
2010年に発表したデジタルシングル曲「A」（SWEETUNE作曲）が大ヒットし、メロン週間チャートランキング8位の成績を記録しています。
その後「TO ME」、や「HOI HOI」を発表し、その後約1年あまりの空白期間（～2013年2月）のあと発表した「Tell Me Tell Me」が平凡だとの批判を受けるも音源チャートを逆走しMusic Bank 3位を記録しました。
このMVには当時PURETTYで活動し始めていたチェギョンも出演していますので探してくださいね！
その後2013年に「SUNSHINE」を発表し1位候補となりますが、当時人気だったSISTAR、AFTER SCHOOL、に押されて3位どまりでした。
2014年1月、コ・ナウン、オ・スンア、キム・ジェギョン、チョ・ヒョニョンの4人で RAINBOW BLACK（레인보우 블랙）を発表し、活動曲「CHA CHA」がRAINBOW史上最高位の音楽番組2位を獲得しました。
その後2015年2月まで約1年の空白期間があり、新曲「BLACK SWAN」を発表するも、市場の評価は低調で、2016年「WHOO」でカムバックし盛り返すも、その年の11月21日に事務所との契約満了でチームは解散しました。
今回のRAINBOW PARTYはそんなRAINBOWがデビュー10周年を迎える2019年11月14日にスペシャルシングル「OVER THE RAINBOW」をリリースし、11月19日にファンミーティング型式のPARTYを行ったわけです。
まずは、11月20日にメンバーのチョン・ユネさんが公開したPARTYの動画を紹介します。
開場は予定より20分押して13：20でした。
日本人は12人参戦。
1階には手作りクッキーとドリンク、2階にはグッズが用意されていて、KGさんは当然グッズ購入し、PARTYは13：40に開始しました。
最初は黒ひげ危機一髪などで自爆した人が賞品をゲットするというゲームを行った後、ジェスチャーゲーム、そしてミニライブへと続いて行きます。
余談ですが黒ひげ危機一髪でKGさんは勝利し、ヒョニョンさんお気に入り私物のトレーナーにその場でサインしてもらうという貴重な賞品をゲットしたそうです（笑）
またPARTYは3部制だったのですが、KGさんは1部の終わりにジェギョンさんに日本ファンを代表して表彰状を手渡したようです。
文字が漢字ばかりだったのでジェギョンさんが「漢字ばかりで分からない」とたじろぐも、通訳してもらうと「それくらい分かります」と粋がっていたようです（笑）
PARTYはメンバーと一緒に写真を撮影したりする和やかな雰囲気で、久しぶりの持ち歌でダンスも笑顔が溢れていたようです。
「まだダンスが無いんです」とジスクさんがPARTYで話していた新曲「AURORA」のMVを紹介します。
2015年解散から復活を信じていたファンにとってファンで良かったと思わせる素敵なRAINBOW PARTYは大盛況のうちに終わりました。今後RAINBOWのグループとしての活動は予定されていませんが、また節目での復活も十分期待できる発言もあったようです。
韓国の芸能人は事務所との専属契約が最長7年（魔の7年ジンクス）と定められています。これは芸能界の新陳代謝を促すという効果もありますが、芸能人の意志が尊重されず仕方なく解散に追い込まれたり場合によっては契約トラブルにまで発展する場合があります。
RAINBOWも専属契約満了ということでそれぞれ別の道を歩むようになったのですが、今回グループ再結成ができたのは本当にメンバー同士の仲が良かったことがそれを可能にしたんだと思います。
ただ再結成には、所属する事務所が異なることによる現実的な障害をクリアできないことが多いのですが、今回はデビュー事務所DSPの全面的支援もあり「RAINBOW（레인보우）」のグループ名使用に同意し奨励しています。
一旦解散したグループが再結成というと、2019年9月22日に14年振りに新曲を発表したFin.K.L.が思い浮かびます。こちらの方は解散したわけではなく「長期活動休止」状態だったということですが....
今回のRAINBOWの再結成はKAMILIAの悲願であるKARA再結成の希望にも可能性を残したと思います。
そしてRAINBOWの歩んできた7年間を現在活躍中のAPRIL（2015年8月デビュー）にフィードバックして、彼女たちが今以上輝けるようにDSPとして何をすべきかを真剣に考えて欲しいと私は思うのです。
