はじめに豪奢なカジノホテルから、煎餅布団の寝台列車まで。灼熱のビーチリゾートから、廃墟と化したチェルノブイリまで。これまで20年近く、仕事の合間をみて、たくさんの国を旅してきました。そして、もともとファッションが好きなわたしは、自分用のお土産としていろんな物を買ってきました。 どんなに鮮烈だったとしても、思い出はやがて忘れる。だけど、モノは残る。曖昧な記憶を辿りながら、これ以上の忘却を防止する意味でも、今更ながらの旅行記代わりに、ぼつぼつと書いていこうと思います。