それでも音楽を続けていく理由 | Lovetide

Lovetide

黒人音楽や歴史に多大な影響を受け
オリジナル300曲超えを制作し
「いつの時代も人の心に寄り添う音楽を」
をテーマに
Lovetideならではの解釈で世に音楽を届けている。

日頃沢山の人に支えられながら


私は歌を歌えています。

曲を作れています。

歌う場を与えられています。

それはとても凄いことだと思っています。

一人一人たくさんの想いや考え方がある中で

協力してくれる人

応援してくれる人

日々出会うひたとち

そして大好きな子供達と猫たち。

音楽を続けてきて

人との関わり合いの素晴らしさを毎日毎日感じています。


もちろん中には友好的でない人たちもいます。
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でも、それも自分にとっては大切な

自分を形成していく

自分の音楽を形成していく大切な人達だと思っています。



時々、お子さんがいるのなら


そっちに集中すべき

母親として疑問に思う

など言われることもあります。


その意見には私自身考えることが多々あります。

自分は本当にこれでいいのだろうか・・・と。


今日はこれを読んでくださっているあなたに
なぜ私が音楽活動を子供を育てながらも続けていくのかを

お話したいと思います。

私は1 8歳まで


いい家庭環境とは、言い難いところで過ごしてきました。

安らぎとは程遠い、日々耐えるしかない家。

学校という自分にとってはつまらない場所。


ただ朝起きて、夜寝るまで


何も起こらないようにと祈るだけの日々。

特に10歳頃までは自分自身も形成されてない頃でしたので


欲もなく、内にこもり、自分の表現方法も分からなく

ただ居る、生きているだけの存在ぐらいにしか

自分を認識していませんでした。


その為か思春期から思春期終わりごろには

どうしようもない人間 をやっていました。

19歳の時に父が突然死に

今まで自分は何をやっていたんだろう

やっと魂に息を吹きかけられたように

考え方や在り方を見直し出しました。


そして音楽を本格的にやりだしたのもその頃でした。



自分の音楽をやる基盤は

好きだからというのも勿論でしたが

やはり伝えたいことが幼少期を通して

沢山あったから。


なので、詞を書く事をたくさん練習しました。

そもそも私の幼少期の色々な思いの根底には


幼少期から見てきた人同士 が争う本質が


一体どこにあるのか


そんな事をずっとずっと自分自身の経験や

時には本を通して


どうしたら人同士が争わずに主体性を持って

生きていけるのかという関心を持って心理学を勉強したり。

ぜも実際は生で人と関わっていくことで

自分の求める答えに近づいたり

遠ざかってみたり

永遠のテーマだなと思います。


問題に小さいも大きいもないかもしれませんが

夫婦喧嘩から戦争まで

事の本質はさほど変わらないと思うのです。
人は欲望のために動くというよりも

自分の正義のために動くのかもしれません。

欲望はカモフラージュなのかも。



争いごとの最大のポイントは

まず1に、自分が正しい、または相手が間違っている


とジャッジすることだと思うのです。



誰しも間違いはするものだし完璧な人はいない

許し許されて成り立つものだと思います。

それに、悪くなりたい人なんていなくて


皆よくなりたい。


ただその良くなるための道や考え方、やり方が違うだけ


でもゴール は同じかもしれない。


そう思ったら争う必要なんてなくて



基本的には

話し合えばわかると思うんです。


とは言えまだまだそれも難しい段階であるとは感じています。


それでも私は信じていることがあります。


色々な絶望的な未来を想定して

言う人もいるけど

必ずこの世界がいい方向に変わることを信じています。

何故ならこんな私でも世界を良くしたいと思っているから。


それはどうしてかといえば

子供たちのためです。

この子達が大人になる時に は戦争なんて0になっていて欲しい。


行き過ぎた格差社会が訪れず

一人ひとりが主体性を持って助け合い

同じ時代を


生き抜く心を育てたい。


その為にはまず私たち大人が姿勢を見せて

次のそのまた次の世代に繋がる社会を作る必要があると思っています。




私がいつも自分の音楽を通して伝えたいのは


どんな人にも、その人を思っていたり

大事にしている人が


裏には必ず存在しています。


必要以上に争い、相手を傷つけることをする必要なんて


どこにもないと思うのです。








私はこの世界が絶対によくなることを信じています。

世界がよくなるために自分は微力ですが

そんな事を伝えようと音楽を続けています。