$足もみ屋のひとり言






【解説】

 締め切りの日が決まっている事柄や納期の迫っている仕事などは、相手に迷惑がかからないように、あるいは自分が罰を受けたりしないようにと考え、それに間に合うように責任を持って処理や進行を行おうとします。
 ところが、例えば「特に急ぐわけではないが、いずれはしなければならない事」があった場合、人によって行動に差が出ます。
 前向きな人は、「どうせしなければならない事だから、なるべく早く片付けてしまおう」と少しの暇や空き時間を使用しては事を済まそうと努力します。
 一方、後ろ向きな人は、「特に急がないようだし、その気になれば何時でも出来るのだから・・・」と、のんびり構えて後回しにしようとします。
 そう考えてみると「働き者」になるか、「怠け者」になるかはその人の考え方次第なのかもしれません。
 怠けてその場限りの楽を求めるより、実力を積み重ね、周囲や社会に期待される、堂々とした人生を目指してほしいものです。