ポッキーです。

 

私はあまり物欲がないので(というか物欲が湧かないよう自らを律している)、あまり買い物をすることがないのですが、先日のAmazon Black Fridayでは久しぶりに散財しました。

 

まずはリビングのエアコン。

 

今の家に引っ越した時に買ったエアコンが壊れてしまったので真冬の到来の前に買うことに。

 

前のエアコンはお8年弱ほど使っていたのですが、そのうちの6年は24時間365日つけっぱなし。

 

というのも、リビングはミミズクのプーさんの部屋だったからです。

 

プーさんがいなくなった今となっては、リビングにいる時間はそれほど長くないので当分壊れることはないでしょう。

 

そして、AirTag。

 

 

私は鍵をよくなくすので(大体15分くらいで見つかる)ので、これはしょうがなく買いました。

 

キーホルダー代わりにつけておくと、恐ろしく正確に鍵の位置を教えてくれます。

 

鍵から10メートルくらい離れただけで、iPhoneやApple Watchが「鍵から離れていますよー」と警告してくるのでありがたいやらうるさいやら…。

 

まあ、でもこれで「鍵がない!」と騒いで皆を困らせることはなくなりそうで一安心です。

 

最後はAmazon Fire HD10タブレット。

 

 

前々から欲しかったのですが、35%offということでこの機会に買ってしまいました。

 

携帯の画面が大きくなってからというもの、電子書籍を読むためにKindle本体を使うことはほとんどなくなってきたのですが、流石に携帯で漫画を読むのはきつい…。

 

単行本とほぼ同じサイズのこのタブレットがあれば、かなり快適に漫画を読むことができます。

 

横にすれば単行本の横開きサイズに、縦にすれば漫画1ページ分になるので細かい文字でも読みやすい。

 

「HUNTER×HUNTER」のような細かい文字がびっしりの漫画でもこれがあれば大丈夫。

 

さらに漫画本が増えることもないので(気がつくとあっという間に増えている)一石二鳥です。

  

 

容量もこれまでのKindleよりも多いため、買ったはいいものの読まずに放置していた本を発見することもできました。

 

トルーマン・カポーティーの「ティファニーで朝食を」もその一つ。

 

これは2008年に村上春樹の訳で出版されたものなのですが、なぜか読まずに放置していたことに気づきました。

 

慌てて読んでみると…なんと世紀の大傑作ではないですか!

 

「ティファニーで朝食を」と聞くと多くの人は、オードリー・ヘップバーンの姿を思い浮かべると思います。

 

しかし、原作で描かれるホリー・ゴライドリーという女性はヘップバーンのイメージとはあまりにもかけ離れている。

 

そして、彼女と同じマンションに住んでいる主人公「僕」はどうやらゲイらしい。

 

そして、原作と映画ではラストがまったく違う、というか正反対です。

 

ヘップバーンが演じたことにより、ホリー・ゴライトリーからは性的な要素が取り払われ、まるでニューヨークの妖精であるかのようなイメージが定着しました。

 

そんな映画版ももちろん魅力的なのですが、カポーティーが作りだしたホリーにはまた違った魅力があり、それは発表から70年近くが経った今でもまったく色褪せることがありません。

 

こういった発見があるので、読書はやめられませんね。

 

新しいタブレットでこれからもたくさんの本に触れたいと思います。

 

それではまたお会いしましょう。

 

Keep on Reading!