「あんたみたいなのはね、
こういうのを読むべきなんじゃないの?!」
小学生の頃、母から半ばキレ気味で
灰谷健次郎さんの「兎の眼」を薦められた記憶があります。
確か、栃木のおばあちゃんの家に遊びに行っていたときです。
だから、多分、春休みとか夏休みとか、そういうときです。
なんで、キレられたか覚えてません。
母は私に不満がたくさんあったような感じはしていましたけれど
でも実際にキレていたかどうかもわかりません。
ともかく、そのとき私は強い衝撃を受けて
「兎の眼」を少し気合を入れて読みました。
少しでも母の気持ちが知りたかったのかもしれません。
もう、内容はあまり覚えていませんが
確か、すべての子供たちに平等に光を当てるような内容だったような。
子供たちの持つ才能、素晴らしさ、優しさを
知ることができる内容だったと思います。
すべての子供が生き生きと成長できる、
そんな、考え方が好きなのは、
灰谷さんの作品の影響が知らず知らずあるのかもしれません。
NLPもそう。
すべての人に有効です。
みんなが笑える、みんなが幸せになれる、
そういうものが 好きです。