あなたのお家にはペットはいますか？
我が家にはチワワのマロンがいます。
今朝のニュースでトラウマと親子関係に
関する記事を読んでいたのですが
ペットの育て方を見ていると、
人間のそれと全く同じだなと思うことがよくあります。
そしてその記事では、
学校で問題児と言われてしまう子は
本当は親子でカウンセリングを受けた方がいい
症例が多いそうです。
どの親も絶対に自分の子供は幸せになって欲しい
と願うものですが、だからこそそう思って、
良かれと思って、自分がそうされて育って来たから、
それが正しいと思ってしていることが、
実は問題と言われることを発動してしまう
こともあるというお話でした。
それを読んで思い出したことは
うちのマロンの散歩は母の担当ですが
時々一緒について行くと毎回気になることがあります。
それはマロンがちょっと立ち止まると
「早く！早く行きましょう！」と
急き立てるようにいうことです。
私は後ろから
「なんでそんなに急がないといけないの？」
「マロンの散歩なんだからマロンの好きにさせてあげて」
というのですが、毎回母は口癖のように言います。
母は大家族の長女で、祖母が厳しかったので
ゆっくりできる時間なんてなかったのだと思います。
だからその光景を見るたびに
テキパキと物事をこなさないといけなかったのかな？
いつもいっぱいいっぱいまで頑張っていたんだなと
切ない気持ちになってしまいます。
毎日やらなければならないことが多くて
常に次のことを考えているからだと思いますが
今ならいくらでも手を抜けることじゃないのかな？
と思いますが、今だにそうしてしまうのが
母のトラウマ的なことでしょう。
また、母とマロンはお昼寝も毎日一緒ですが
マロンが急に寝返りを打った時に
熟睡していた母が反射的に「よしよし」といって
無意識にとんとんしている姿を見たときは
私もこうして愛情かけて育ててくれたんだな～と
胸が熱くなりました。
これを例にたとえるなら、
母から見たマロンの立ち止まりや
時間のかかる散歩は問題行動になりますし、
マロンからすると、早くしないと怒られる、
というトラウマになりますよね。
そうするとマロンがもし学校に行ったとしたら
時間のかかることをする子にイライラしたり
怒ったりするようになって
周りからは問題児扱いされるかもしれません。
これセミナーで話す内容なので
文章にすると長くなりましたが、
その人の「今この時」の一部だけを見て
問題個所をどうにかしようとしても
どうにもならないことが多いです。
でもそこを望遠鏡の穴のように覗いて
遠い過去を見てみることで
わかることがたくさんあります。
そして、自分のことを理解出来ていない人は
他人のことも理解出来ないので
人間関係や仕事を上手くこなしたいなら
メタ認知（自分を客観的に見る）能力は必須項目です。
それが出来るようになりたい人は
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