「自分に嘘をつかない」とどんなに決めていても、昨日の記事は、ちょとアップするのがこわかったスーパースターさくらです
ただ自分の心に流れてくるままに思いを綴りながら、これまでどんなに努力しても、日本人らしい日本人にはなれなかったと書くのは、やはり少し勇気が要りました。
「日本人」意識から離れて、「Global Citizen(地球人)」であるということは、私は私でしかないんだということなのだけど、
“非国民”呼ばわりされるのは、やっぱり嫌なものだから。
だけど私がずっと国籍と本来の自分の激しい不一致に悩み、アイデンティティクライシスに陥り、必死で日本人になろうとして、適応障害まで起こすほど頑張っても、
どうしたって元々の自分の魂の姿とは違うから、空気を読んで周りに合わせたり、大和撫子になるとか、そんな周りから期待される“日本人”にはなれなかった。
もう自分の中では、「日本人」という意識が溶けてなくなっている(正確には、後から刷り込まれたものが溶解した)こと、自分の生まれ育った国を愛せないのは人間としておかしいのではないかとずっと罪悪感として持っていたことの“カミングアウト”が、読んでくださった方々の心に届いていたことが、とても嬉しかった。
アスペルガーであることを公表したのも、自分では気が付かないで、同じように苦しい思いをしている人たちの目に留まって、何かの参考になればと思ったから。
→「アスペルガーがコミュニケーションを教える??」「はい、冗談ではありません。」
ここ日本では、世間一般の“普通”であること、「周りに合わせるように」という凄まじい社会的圧力の中で、自分を表現するということ=人間の人間らしさが失われている大きな要因であると思います。
「普通」って何だとか、「みんな」って誰だとか、「周りに合わせて」の“周り”って何だとか、細部にこだわるアスペルガーが“詰め”始めたら、これらがすべて幻想であるというのは明らかです。
どこまでもマイワールドに生き、“個”の意識で生きることは、この日本で生まれてなければ、それが“普通”のことだったのかもしれない。
周りからのプレッシャーがきつい環境に身を置くことで、心身の不調をきたしてしまう人たちが、「周りに合わせることができるよう」に“強制&矯正”するのではなくて、「それぞれが自由にのびのびと生きられるように」“共生”のあり方を探ることに努力したいと思うのです。
だから私は、思っていることを素直に書けばいい。
私の思いを書いているようで、文章は“降りてくる”ものであるし、
その天との美しい協働の流れを、頭で考えすぎて堰き止めることなく、私の手を通じてこの世へ文章として生み出して、
私のメッセージを必要とする人のところへ、届くように。
魂にスイッチが入る、大好きなColdplayのこの歌を口ずさみながら、心に浮かぶよしなしごとを、自由にのびのびと書いていこう。
私は私であればいい。
あなたもあなたであればいい。
ただそんなシンプルなことを、この国で思い出すのは大変だったけど、
魂の光に導かれて、進んでいけばいいんだよ。
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