昼食後虎に翼を見ていた。この時間は、夫は軽く昼寝をするので、リビングの電気を消し、ほぼ無音にし字幕で見ている。でも、寝つきの悪かった今日は夫も見ていた。主人公の虎子は、夫が嫌いなタイプの女性で有る。自分より賢い口が立つ女性は嫌いなのだ。予告を見た時から、いつかケチをつけるだろうとは、想像していた。やっぱり今日、文句を言った。なにが法律家だよとか、なんとか。思いっきり無視してやった。聞こえていないふりをした。私は、大河ドラマも好きだが、自分の信長のイメージが違う俳優桐谷健太がやった時には、俺がいるときは、大河を見るなとまで言った。今の光る君へなんて、それこそどんな文句を言われるかわからない。まあ、あなたの名義の家で電気代もあなた支払いだから、従います。価値観の違いは、仕方ない。でも、人が楽しんで見ている物に対して文句を言うってどれだけ小さい人間なんだと軽蔑する。虎ちゃんが成長し男性や世の中と戦う時も、不愉快全開で夫は言うだろう。でも、私は負けません。昼見なくても朝4Kで見ればいいし。録画すれば良い。昭和は終わり、令和になってもなお、家庭に私を縛りつけ支配下に置こうとする、従順な馬鹿な女を望む男性、それが私の夫。いつか最高のタイミングで離婚しようと改めて思った。