もうすぐ春、×××してみませんか。 | ★コピーライターが思わず ! となったコピー。

もうすぐ春、×××してみませんか。

東京は、まだちょっと寒いけど、
冬特有の体の芯から冷える、
突き刺さす様な感じとは違って、
寒いながらも、少しまるみのある
感じがある。
え、まるみのある寒さって?
自分で言っておいてなんだが、
意味がよくわからん。
 
日本では、春は新年度ということもあって、
何か新しいことが始まる、新鮮で期待感のある
イメージがあるけど、マーケティングからの視点で
考えると、自己改革を実現する商品にとっては、
いいビジネスチャンスのもよう。
 
 
今回のなコピー。
 
 
「あれ、英語しゃべれたの?」
って驚かれるのは
かなりワクワク。
春はイメチェンの季節よね。

 
 
春だ。
恋をするかもしれない。
きれいにならなくちゃ。
 
 
最初のコピーは、英会話のイーオン
二つ目は、グリコの朝食りんごヨーグルト
両方とも春という機会にかこつけて
アクションを促そうとしている
コピー。
 
特にイーオンのコピーで表現されて
いるのは、「こうなったらいいなー」
という誰もが持ちそうな願望だ。
英語をマスターしたいという
ニーズはあるけど、ふんぎりがつかない。
そんな人の「ウォンツ」スイッチを
ポチっと押すような
アプローチ。
いわゆる動機づけってやつだ。
 
社会人だとそうもいかないけど、
学生の方だと、春休みや夏休みの
ビフォアとアフターでガラリと変わる
(いや変わろうと図る)人がいるけど、
そんな人にはうってつけのメッセージ。
 
「雰囲気変わったねーきれいになったねー」とか
「いつのまに?すごいねー」なんて周りから
注目されたり、ほめられたりすると誰だって
うれしいもんです。

そのへんのインサイトをくすぐると効きが

良さそうで、「一丁やるか」とアクションを

起こす人もいそうですね。
 
イーオンのコピーの方は、
「春はイメチェンの季節よね」がなくても
まぁいいとこ突いているけど、
「春はイメチェン」というタイムリーな
フレーズで、だめ押し
しているところが
ポイントでしょうかね。
 
季節やイベントのタイミングに合わせて、
「せっかくの機会だから×××したら」
と動機づけしてあげる表現の話ということでした。
では御免なすって。