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2005-05-30 21:48:20

Cのくせして、Bなんていいやがる。

テーマ:ブランド

生まれてこのかた、私は<オロナミンC>を飲んだことがない。
断定できるほどの自信はないのだが、
飲んでいたとしてもほんの1,2回。
 
子供のころは、飲まなくても元気ハツラツだったし、
昆ちゃんのCMのおかげで、大人のしかもオヤジが
飲む栄養剤というイメージがあったので敬遠していた。
 
オヤジになった今でも、毎日ではないが、
おむね元気なのであまり飲もうとは思わないし、
栄養は食事やサプリメントで採るので、

オロナミンC>の出る幕はない。
 
しかし、飲んでなくても味のイメージはある。
なぜなら、デカビタなんとか等の類似商品は
飲んだことがあるし、他人が飲んでるそばに

いると、栄養ドリンクの香りがするから、見当はつく。
 
そんな私が最近<オロナミンC>について
知ったこと。
 
★今回の!なコピー。
 
 
オロナミンBでもある。
 
 
オロナミンC>の広告。
この広告は、4つの小さな広告が1枚のポスターに
なったスタイル。電車の中で見たもの。
そのためキャッチコピーもビジュアルも4つ。
このコピーはそのうちのひとつ。
 
他のコピーは次のとおり。
 
そのCは、ビタミンCのC。
 
着色フリー。

 
飲むとこうなります。(イメージ)
※CMキャラクターの上戸彩の写真
 
知らなかった。オロナミンCには、
ビタミンBが含まれている
なんて。
ご存知でした?
 
オロナミンCの黄色は、このビタミンB2の色らしい。
これも知らなかった。
さらに、イワズモガナのCMでおなじみのアミノ酸も入っている。
なかなかしっかりしたドリンクである。
 
まぁ,想像を働かせれば、栄養ドリンクなので、

成分はビタミンCだけではないと思うのが普通。
しかも、ふだんオロナミンCに関心があるわけでもない。
こんなニュースは、広告やCMで伝えてくれないと
分からないものだ。
 
毎度おなじみの商品でも、意外に知られていない
違った角度から光をあてると、また商品の魅力が
ますというわけだ。
それで、オヤッ?ヘェ~と思わせれば、
広告によるコミュニケーションはうまくいったということ。
 
オロナミンC>のサイトを見ると、歴代CMキャラクターや
キャッチフレーズを見ることができる。

キャラクターの変遷を見ると、だんだんと若い層へ
アピールしてきたのが分かる。
おなじみの「元気ハツラツ」は、なんと40年も前からいい続けているのだ。
2003年から、「元気ハツラツぅ?」になってはいるが。(若者に媚びたな)
 
このように、同じスタイルを続けていくのは、
企業にとって勇気があることだが、ブランド構築には
非常に有効なのだ。その積み重ねが、私たちの心の中に
いつのまにかあるイメージを刷り込むからである。
「ファイト一発!」の<リポビタンD>もしかり。
 
この広告を見て、なぜだか、

私の中で<オロナミンC>の好感度がアップ。
しかし残念ながら<オロナミンC>を飲む気に
なったかというと、なっていないのだ。
自分の栄養補給体制は、すっかり定着しているので、
いまのところ飲む理由がないのである。
 
悪く思うなよ、オロナミンC。
決して嫌いなんかじゃないのだから。
 
あ、そういえば
ユンケル>も一度も飲んだことがない。
リポビタンD>もない。(ところで、Dって何だ?

タウリンってのはこれで知ったが)
 
よく知っているのに、一度も経験したことがない。
そんな商品が他にもあるような気がしてきたぞ。
 
みなさんはどう?
 

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2005-05-27 20:48:34

3秒ごとに、世界で起きている悲しいこと。

テーマ:スローガン

??何でしょう、このキャッチ。
 
★今回の!なコピー(というよりもスローガン)。
 
 
ポベ。
 
 
先日、「ザ・インタープリター という
ポリティカルサスペンス風の映画を観た。
そこで、上映前にあるCM(コチラから観れます。
ただしWindowsMediaPlayer対応
が流れた。
有名なハリウッド俳優たちやミュージシャンが
次々とあらわれ、3秒ごとに指パッチン
をするのだ。
BGMがないから、パッチンの音がやけに館内に響く。
どこかの有名ブランドのCM?何だろうと思って
凝視してしまった。

 
実はこのCMは、<CLICK(クリック)>という題名で、
イギリスの「MAKE POVERTY HISTORY (貧困を過去のものにしよう)」
というキャンペーンの一環で製作されたもの。
貧困救済を目的とした活動で、日本ではNGO団体が
ほっとけない 世界のまずしさ 」という名称で
キャンペーンを行っている。

 
そのサイトに、先進7カ国の財務大臣の写真が載っている、
キャンペーンポスター
の写真が掲載されており、
そのキャッチコピーのようなスローガンが、「ポベ。」なのだ。
 
ポベ?なんだ?なんだ?なんだ?と
脳が軽く混乱。ポベ、ひでぶ…北斗の拳?
 
意味不明な、理解不能な言葉を見かければ、
たいていの場合、人の脳は???と混乱する。
混乱するから、注視して何か意味を推し量ろうとする。
注意を向けさせるためのちょっとしたテクニック。

 

で、ポベ。とは何か。
それは貧困を意味する<POVERTY>を
短縮して、カタカナ表記したものだった。
各国の財務大臣の顔が載っているポスターだから、
食い物とは思わなかったが、貧困とは想像できなかった。
 
グローバリゼーションというのは、先進国にとっては
メリットを享受できる現象だが、発展(がままならない)
途上国の場合、搾取されるデメリットを加速させるだけである。
そしてますます貧困が進むという、地球規模の勝ち組み、
負け組みの圧倒的な現実。
 
世界のどこかで3秒間に1人、ポベによって、
誰かが死に続けている
現実。忘れないでおく。

 

なお、「ザ・インタープリター」の上映前に

CLICK>が流れたのは、この映画の

ストーリーに、圧制や内紛に苦しむアフリカの国の

問題がかかわってくるためだという。

 

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2005-05-25 20:44:25

いきづまったら、カウンター。

テーマ:戦略・戦術

まずは昨日の記事の訂正から。
 
初夏の
オキナワ
キヌガ
 
  が「」の字までかかっていた。
かかっていたのはオキナまで。
つまり、正しくは

 
初夏の
オキナワ。
キヌガ

 
なぜ、キヌガワではなく、キヌガなのか
合点がいった。
どちらも語尾に「」がついた地名なのだ。
それに気づかないと、このコピーのねらいも
よく分からなくなるのだ。
ということで、私は気づかなかった。
アホでした。
 
このことをコメントで指摘してくださり
間違いに気づかせてくれた脇差さん、どうもありがとう。
また、読者の方には、間違った情報を与えてしまい
ごめんなさい。
このコピーを書いたコピーライターの方にも、
せっかくのアイデアを汲むことができず、
早合点してごめんなさい。
 
で、本日は変わったところで…
 
★今回の!なコピー(ではなく見出し)。
 
 
これは、IBM対人類の戦いだ。
 
 
先々週発売の<日経ビジネス>5/9日号の記事から。
この記事では、これまで化石、恐竜とよばれてきた
メーンフレームという大型汎用コンピュータ
の回帰現象を
取り上げている。(90年代からは小型サーバをつないだ
分散システムが主流だった)
 
つまりとうに終わった、化石扱いされたコンピュータが
復活して、そのおかげで旗頭である、IBMがサーバ市場で
17年ぶりに首位を奪還
したのである。
さらにIBMは市場トレンドは、メインフレームであると
確信して、これで市場を席巻しようとしているのだ。
 
その動きに対して、分散システムの旗頭である、サンの
マクネリー会長が発した言葉
が、この見出しである。
分かりやすくいえば、
IBM(メインフレーム)VSサンなどの(分散システム)連合軍
の戦争ということである。
事情はもっと複雑なのだが、要約するとこういうこと。
 
まるで、スピルバーグの新作<宇宙戦争>のような
言い草であるが、もはや人類ではないIBMは恐竜?宇宙人?。

 
しかし、国民性だろうか。いまや怖いものなしの
トヨタは、武士の情けといわんばかりに、GMに手をさしのべて
いるではないか。トヨタ対人類の戦いだ。なんて
言われないところに、まだ救いがある。
やはり、戦争の好きな国の企業と、敗戦した後に復活した
国の企業との違いなんだろうかと思った。
 
実は、最近こうした市場トレンドの逆のベクトルで、
いい結果を出しているケースがあるのに気づいた。
 
まずはハンバーガー。
やはり、先々週あたりに、こんなニューズをネットで見かけた。
「米ハンバーガー各社、高カロリー路線に回帰」
 
 なんと、アメリカのハンバーガー各社が、
高カロリー路線に回帰しているとのこと。
ヘルシーブームで、一時目の敵にされたハンバーガー。
各社とも低カロリーメニューを競って開発したらしいが、どれも不人気
 
そんなわけで、高カロリー商品を発売したところ、
各社の業績は上向きになっているらしい。
大手のハーディーズは6月に「ビッグマック」のカロリーの約2倍、
約1000キロカロリーのハンバーガー
を発売する。同社は昨年末から
1420キロカロリーのハンバーガーを販売したところヒット。
親会社CKEレストランツの収益は急回復し、6年ぶりの黒字となった。
  
減塩ラーメンとか、ヘルシーラーメンがさしてヒットしないように、
多くの消費者は、ファーストフードなどの商品に、
望んでいるには、ヘルシーではない。少々身体に悪そうでも
美味しさを求めるという証なのだろう。
市場調査では、消費者はヘルシー志向かもしれないが、
消費者のインサイト(思わず動く心のホットボタン)は、
あながちそうでもいない

  
うって変わって、サッカー。
雑誌「Number」の628号のサッカー特集に、
今シーズン、欧州を席巻したイングランドのチーム
チェルシー>について、その戦略を検証していた。
サッカーに不案内の方にも分かるように言うと、
チェルシー>は攻撃的なサッカーという、
ここ最近の戦術トレンドとは、逆ながら、新しさも加えた、
レトロでモダンなスタイルで、攻撃サッカーを体現する
強豪チームを破り続けてきたというのだ。
 
コンピュータ、ハンバーガー、サッカーと脈絡のない
話題を紹介したが、共通するのはトレンドとは逆行した
カウンター戦略
というべき展開。
 
偶然のこじつけかもしれないが、同じ時期に
共通する現象を目にして、ちょっと!となったのだ。
 
行き詰まったら、トレンドを捨ててカウンター。
案外、人生でも仕事でも、活路が開いたりして。
 

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2005-05-24 17:52:01

狙うは、笑い。

テーマ:広告

本日、とある駅のホームで見たポスターを
見て苦笑してしまった。
電車を待っている、わずか2分くらいの間に
4人がそのポスターを凝視して、そのうち1人が
ニヤリと笑っていた。
 
★今回の!なコピー。
 
 
初夏の
オキナワ
キヌガ
 
 
東急(東京急行)と東武鉄道の
鬼怒川温泉、川治温泉
の広告。
  の箇所には、実際は×マーク
 

自虐的なコピーもおかしいが、
ビジュアルもヘン。
浜辺で、楽しそうに水とたわむれる女性の写真。
どうみても、鬼怒川ではなく沖縄イメージ。
その写真には、矢印でこの一言、 →(イメージ図)
 
笑いである、ウケねらいである。
ただただ、それを狙ったような広告である。
全体に漂うチープ感も計算のうちなのだろう。
 
鬼怒川、川治温泉といえば、首都圏では
知られた名湯であるのだから、
あまり、奇をてらったアプローチでなくても
いいとは思うのだが、笑いをとって、
ポスターにくぎづけにされた人も、
実際にいたのだから、まずは上々か。
 
鬼怒川のこの夏のトピックといえば、
鬼怒川ライン下り>に
60年ぶりに復活したという<屋形船>なのだが、
こちらの方が客寄せという点では、
アピール度は高いと思うのだが、
訴求しなくていいの?
 
鬼怒川よ、なぜ沖縄と張り合う?
それと、なぜキヌガワでなくてキヌガ? 

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2005-05-23 19:16:40

うれしいのは、新しい。

テーマ:コピーライティング
私たち消費者は、いつも広告を見る時、
そこに何かうれしいニュースはないか、無意識に探してしまう。
たとえ、新鮮味のない、おなじみの商品でも。
 
★今回の!なコピー。
 
 
新しい、ロマンスカー。
 
 
2ヶ月前の広告だから、少々古いのだが、
東京の鉄道会社、小田急ロマンスカーの広告(サイトのCMギャラリー )。
この3月に、小田急ロマンスカーがリニューアルされた。
車体や内装、搭乗員の制服まで一新されたのだ。
 
で、このコピー。それが何か?と言われそうなコピーだが、
ふだんの生活を思い出してほしい。
広告に“新しい”という言葉を見ると、つい目がとまったり
しないだろうか?特に自分の生活に関わってくるような
商品、関心のある商品ならば読んでしまわないだろうか?
ホームページでも、TOPページに、
NEW!という表記があれば、お!と思ってクリックすることは
ないだろうか?
 
例外はいるだろうが、おおむね人は“新しい”に弱いのである。
それだけではない。
“お買い得”“無料”“最後のチャンス”“~に比べて”
なんて言葉はどうだろう?
DMやチラシに、こんな言葉が躍ってみようものなら、
つい読んでしまうのが、消費者の習性というものだ。
 
データが手元にないが、心理学者によると、
“新しい(NEW)”は、いくつかある説得力ある
言葉のうちの一つだと言われている。
 
そんな言葉を、広告に使わない手はないのである。
ダイレクト・マーケティングや広告のコピーにおいて、
レスポンスを高めるには、こうした説得力ある言葉を
使うと良い
というわけだ。
 
ちなみに、同時期にもう一つ違う広告
が展開されていた。そのコピーは…
 
おじいちゃんを乗せてあげたい。
 
孫からのメッセージをモノローグ風に
表現している。好感度ではこちらの方が
高そうだが、これを見たおばあちゃんが、
「アタシは留守番ですか!」と
機嫌を損なうのではないかと、つい
余計な心配をしてしまう、そんなコピーである。
 

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2005-05-20 21:16:10

女優の肌が、きれいなワケ。

テーマ:コピーライティング

最近、タレントの吉岡美穂をグラビアで
見て思った。少し体調がよくなったのかなと。
というのも、今年の春あたりにTVで
観た吉岡美穂ひどい肌アレだったからだ。
「可愛そうに、仕事のしすぎかストレスか」
なんて同情していたのだが…
 
★今回の!なコピー。
 
 
女優たちが創り、
育てた化粧品「江原道」。
 

 
化粧品メーカー江原道(こうげんどう)㈱のファンデーションの広告。
なぜとなったかというと、化粧品のキャッチコピーらしからぬ
表現であること、しかし商品の価値をわかりやすく
表現していること、この2点。
ふつうだと、美白になるとか使った後のベネフィットを
約束するフレーズが多いのだが、この場合はそうではなく、
商品のコンセプトを端的に言っている。
 
本来は、使った後にこうなりますよという約束が
コピーに織り込まれていたほうが、商品の価値を
伝えやすいのだが、そうはしていない。
 
その代わりに、ベネフィットの約束に匹敵するほどの
表現をもってきた。
それが「女優たちが創り、育てた化粧品」。
本当ならば、品質はすばらしいに違いない。
それに女優御用達の化粧品ならば、使う使わないは
別にしても興味はわくのである。
男の私でもボディコピーをしげしげと読んでしまった。
 
それによると、この化粧品は、映画やテレビの撮影という、
肌にとって過酷な環境でも、肌を美しく保つことのできる
化粧品で、女優やメーキャップの担当者の声を聞きながら
開発されたというのだ。
それだけに、いまも
映画やTVでこれだけ使われている らしい。
 
厚化粧や肌アレなどが視聴者にばれるのは、
女優にとって致命的、それをカバーするほどの
高い品質を持っている、それが<江原道>の差別化ポイント
であり、そこを印象づけたいわけだ。
商品開発にこめられた思いが品質を表現している。
  
ちなみに、見出しやボディコピーに、
ハイビジョンメイク>という表現も使っている。
ハイビジョンのような鮮明に映し出される環境でも、
きれいな肌に映るということが込められているようだが、
もし、ハイビジョンメイクで女優肌。なんていう雰囲気コピー
だったら、素通りしていたと思う。
ハイビジョンメイクという言葉は、斬新な感じもするのだが、
とてもイメージしにくい、イメージしにくいものは
分からない。分からないものは無視されるからだ。
 
商品の魅力を差別化ポイントで表現したい場合、
開発コンセプトをヒントにすること
その商品の知名度が高くない場合には、商品名(ブランド名)を
コピーに入れること

ボディコピーを読まなくても、意味が分かる表現をすること。

たいていの人は、意味のわからないキャッチコピーの場合

ボディコピーまで読まない。(とオグルビーは言っている)
 
効く広告のキャッチコピーを書くコツがいくつかあるが、
そのうちの3つである。
 

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2005-05-19 21:43:04

センスを磨きたい、ならばむさぼり食おう。

テーマ:コピーライティング

副田高行さんという方がおられる。(お会いしたことはありません)
サントリーのウィスキーの広告やトヨタのECO PROJECTなどを
手がけられてきた、日本を代表するアートディレクターである。
その副田さんが、<デザインノート>という雑誌で、クリエイティブに
ついて、「創造とは、変化を伴った記憶の再生」ということを
おっしゃっていた。(ややうろ覚え)
 
それを読んで「ああ、やっぱりな」と思った。
コピーライターでも、デザイナーでも、
上手いな、すごいなと思った方には、ある種の共通点
があると思っていた。
 
そのことについて、感性が違うとか、センスがいいとかいう言葉で
語られてはいたが、もう少し分かりやすく言うならば、
それは、圧倒的な情報量とそれを再構築する能力なのだと
副田さんの言葉を読んで、確信したものだ。
 
だからというわけではないが、(私が尋ねたかぎりでは)
この言葉を知らない若手の制作者たちが意外にいたので、ここで紹介。
 
★今回の!なコピー(を考えるために必要な言葉)。
 
 
アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何物でもない。
 
 
ジェームス・W・ヤングの「アイデアのつくり方 」から。

このヤングさん、アメリカ広告業界の巨人のひとりで、
コピーライターでもあったらしい

この本については、読んだ方も多いだろうし、書店によっては
平積みされているので目にした方も多いだろう。
最近では、起業家や広告業界以外の方のほうが読んでいるのではないか。
周囲にいる同世代、若手のデザイナー、アートディレクター、
コピーライターに尋ねたら、ほとんど知らなかった。
 
冒頭の副田さんの言葉と似ているなと思った。
やはり、すばらしいコピーやデザインは、
豊富な情報量とそれらを再構築をする能力
裏打ちされているのだ。
再構築する力についてはヤングさんはこう言っている。
 
既存の要素を新しい一つの組み合わせに導く才能は、
物事の関連性を見つけ出す才能に依存するところが大きい
 
よく、アイデアが突然降りてくるというが、
それは偶然ではなく、脳への命令によって、
記憶されている情報が無意識に
出てきたのに過ぎないのだ。
 
私見であるが、情報の引き出しの少ない人と、
多い人と一緒に仕事をした場合、引き出しが少ない人の
アイデアは無難なものか、つまらないものが多い。
反対に面白い、すばらしいアイデアを出す人の
情報量はひじょうに多彩で豊富だ。(たとえば様々な分野に
ついて精通しているとか)
 
これは広告業界に限ったことではなく、世の中の優れた経営者、

アントンプレナーみなそのようである。
 
この本に書かれてあるアイデアの作り方は、
きわめてシンプルだが、
ヤングさんも書いているとおり、これを実践するのはそう簡単でもなく、
それゆえに、アイデアマンが供給過多になることはありえないと
言っている。
 
と言ってもチャレンジするのは良いことだ。
まずは、いろいろな知識、情報をむさぼり食う癖を
つけるといい。自分の仕事に関係するものは
もちろん、それ以外のものまで。
 
すばらしい感性やセンスの持ち主になるには、
いい知識をたくさん蓄積し、審美眼を養うことなんだな。
 
おいしいミルクをたくさん出すには、
おいしいエサをたくさん食べること。それしかない。
 


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2005-05-18 20:11:18

これは投資か、それともギャンブルか。

テーマ:広告

最近は日本も、少しは資本主義社会らしくなってきたのか、
金持ちと貧乏の二極化はずんずんと進んでいるようだ。
パレートの法則
所得分布の経験則で、2:8の法則。
例:全顧客の20%が全体売上の80%を占める
)よろしく、
日本の20%の金持ちが、日本の総資産の80%を占めるように
なる日は遠からずくるようで、これまでの中産階級は、
プチ貧乏とプチ金持ちに分かれて、消滅するのではと思う。
 
そんな世の中の到来を目前に、
1円の余剰資金もないのに、何かいい金融商品は
ないかなと、広告を眺めいると「何じゃそりゃ?」
 
★今回の!なコピー。
 
 
Q.1ヵ月後、日経平均株価は¥  になる?
 
 
日興コーディアル証券のイージートレード
ピーカーブー>の新商品<デジワラ >の広告。
ピーカーブー>とは、コンビニで気軽に
投資ができるサービス。
 
このコピーを見たときに、キャンペーンの
クイズかなと思ったのだが、
サブキャッチが目に入ってびっくり!
 
クイズみたいですが、
れっきとした投資です。

 
なんと、この新商品は、
1ヵ月後の日経平均株価を予想して、リターンを
もらう
しくみなのだ。

¥5,000から投資できるという、ビギナー向けの投資商品である。
というよりも賭けだな、感覚的には。
日経平均株価に親しんで、投資感覚を養うという以外は、
高校野球の優勝予想を当てようとたいして変わらないぞ。
 
広告、コピーの手法としては、~ですか?とか
あなたはどう?というような質問を投げかけており、
つかみやすい手法である。
また、空欄を設けておけば、その空欄を埋めたくなるような
気が起きて、ついついじっと見てしまう。
 
言ってみれば、見た人を参加させるタイプの広告である。
よくある手法だが、面白い問題だとついつい見てしまうので、
広告にくぎづけにするにはいい方法なのだ。
 
ユニークな商品なので、ストレートに伝えるだけでも
十分かもしれないが、商品の特性を生かして、
クイズみたいなコピーにしているところが、
ちょっと工夫しましたねというところだ。
 
どなたか、挑戦してみませんか。1ヵ月後の日経平均株価。
値上がり、横ばい、値下がり、三択だよ。
 


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2005-05-17 19:59:28

観とかないと後悔する、そのくらい素晴らしいんだって。

テーマ:その他
本日のわたくしは、おつかれなので、
!なコピーはお休み。(ごめんなさいね)
その代わり、!なアーティストの来日公演について。
 
コンサートのレビューだと、
「そんなに良かったのなら行きたかったよ」と
妬まれるのはいやなので、プレレビュー。
 
来週は、ブラジル音楽のカリスマ、<カエターノ・ヴェローゾ>の
東京公演にいく予定。8年ぶりの来日。昨年のボサノバの神、
ジョアン・ジルベルトのコンサートに行けず、悔しい思いを
したので、今回の公演はとても楽しみである。
 
知る人ぞ知るタイプのアーティストなのだが、
ブラジル音楽の至宝>なんて呼ばれている人で、
ボサノバ、サンバなどの伝統的な音楽をやるかと
思えば、先鋭的なアバンギャルドなことも
やったりする、そんなところが世界のいろんな
アーティストに尊敬されており、J-POPアーティストにも
ファンが多い。
 
何がすばらしいって、歌声がすばらしい。
一言で表現すると、官能的。
ウィスパーボイスのジョアンや、
澄み切ったハイトーンボイスのミルトン・ナシメントとも
違う、ジェントルでセクシーな声、もう60過ぎなのに。
 
この歌声を聴くだけでも価値があると思う。
ジャンルに限らず、いい音楽を聴きたいと
思っている方は、明日の福岡、来週の東京公演はまだ
間に合うかもしれない。
大阪、愛知の公演は終わってしまったが、
(近辺の方、案内が遅くてごめんなさい)
認知度はブリトニーのように高くないので、大阪では当日券はあったもよう。
お時間のある方で、極上のブラジル音楽に興味のある方は、
いかれてはいかが。
 
大阪公演のレビューによると、過去のライブの中でも
とびきり完成度が高いとのこと。とても楽しみだ。
ちなみに、NYタイムズのレビューのコメントは、
 
これほどまでにライブショーが素晴らしいと
いわれるアーティストはかつて居ただろうか!!
 
コンサートの当日のお問い合わせや、
カエターノのバイオなどは、こちら

 
音楽プロデューサー、DJの中原仁さんによる
大阪公演のレビューはこちら

 
次回は、ちゃんとやります。
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2005-05-16 21:03:37

なぜミネラルも必要なの、教えて美帆さん。

テーマ:コピーライティング

役に立つ情報は、読者のみなさんと
シュアしたいので、この一冊。
 
「たった1行で!売る お客様が思わず
買ってしまう商品「キャッチフレーズ」の極意 」
 
田村 仁 著 実業之日本社
 
著者の田村さんは、花王㈱でコピーライター、宣伝企画などの
仕事をされてきたベテラン
。宣伝会議コピーライター養成講座の
講師も勤めている方。
 
花王㈱は、昔から先端のマーケティングを行ってきた企業

そこで実践してきた、売れる広告のコピーライティング

ノウハウは、とても役に立つ。
売れるキャッチフレーズの開発の仕方、表現の仕方が、
ふんだんな事例とともに、惜しげもなく披露されており、
知っていると知らないとでは、大きく差がつきそうな
大切なコツが紹介されている。
 
一読して、あのコピーライティングの法王(と呼ばれては
いないと思うが)デビッド・オグルビーのいっている
ことと共通したものを感じた。ということは売れる広告の
コピーとはどのようなものか、その本質が書かれていると
いっても言い過ぎではないかな。
 
私のブログでも、なるべく役に立つことを紹介している
つもりだが、この本は、その500倍?くらいは役に立つと思う。
 
で、ようやく本題。
今日電車に乗っていたら、あの白石美帆さんと
目が合っちゃった…広告の話なんだけどね。

 
★今回の!なコピー。
 
 
ビタミンをとらなきゃ!と考えるあなた、
ミネラルをお忘れですね。
 
 
大塚製薬のサプリメント<ネイチャーメイド>
新商品、マルチビタミン&ミネラルの広告。
 
ちょうど一週間前に、新アリナミンAの広告を紹介した。
 
連休明けの一週間は、
とてつもなく長い。
 
というコピー。連休明けというタイミングを
狙ったうまいコピーであった。連動して
店頭での販促にも力を入れれば、けっこうよい
売れ行きになるのではないかと書いたが、
近所のドラッグストアを見る限り、POPなど店頭での
一押しはなかった。
やはり、サプリメント売場で、
目だっていたのは、<ネイチャーメイド>の方。
ラインナップが多いということもあって、
クリーム色のパッケージカラーは、遠くからでも目立つ。
 
その<ネイチャーメイド>の新商品は、1粒でビタミンと
ミネラルがとれる
というのがセールスポイント。
おおむね、はじめてのサプリメント、とりあえずのサプリメントは
ビタミンからという人が多いのだろう。
 
そこで、バランスを考えればミネラルも必要。
ということを「忘れですよねと気づかせ、

この商品が忘れがちなミネラルも一緒に

とれる商品であることを伝えようとしている。
 
ビタミンとミネラルが一緒にとれる、
そう言うだけでも分かる商品だが、
なぜミネラルが必要なのか、そこを気づかせる
フレーズ
があれば、もっと良くなると思う。
でないと、ビタミンだけで十分、ミネラルは
ミネラルウォーターで。という人もいるだろうから。

 

ということだ、美帆さん。
 
ところで、なんとなく、
新アリナミンAは、オヤジサラリーマンのサプリ、
ネイチャーメイドは、若い人のサプリ、
そんなイメージがするのだが、実際はどうなのか。
 

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