メキシコ料理に触れてみて思うこと。 毎日の賄いごはんはメキシコ料理。 日々美味しいご飯を作ってくれるセニョーラが休みの日は、オーダー担当の別のセニョーラが賄い担当になるのだが、その日は恐怖の水曜日と呼ばれている。 なぜなら去年までは彼女が賄い担当だったらしいが、 その料理が本当に不味かったという。 君は声が通るからオーダー担当になって欲しい、とか上手いこと言って担当を変わらせたらしい笑 という今日は水曜日だが、 今日は珍しく美味しかったので、 みんなで胸を撫で下ろした(^_^;) 賄いは限られた予算の中で作るもの。 高級な食材は使えませんが、 工夫を凝らせば美味しく飽きない味が出せることをメキシコ料理は証明してくれます。 例えば写真の4枚は全て賄いの鶏肉料理。 主食はトルティージャかお米。 メキシコでは肉の脂はほとんど落として食べるため、 鶏肉も胸肉が好まれています。 1枚目はトルティージャに茹でて割いた鶏肉を巻いて揚げて、レタスとチーズとサルサベルデをかけたもの。 2枚目は骨付鶏とアチョーテという紅木のソース、サボテン、アボカドの葉っぱをアルミホイルに包んで蒸したもの。 3枚目はトルティージャを三角に切って揚げて、割いた鶏肉とクリームとチーズと辛いサルサベルデをかけたもの。 4枚目は割いた鶏肉とトマトや玉ねぎのサルサ、チレのサルサ、チーズをかけたものと焼いたカリカリトルティージャ。 どれも違うし、どれもとびきり美味しい。 材料はほぼ変わらないのに、 トマトの色、チレやチーズの種類、 トルティージャの使い方で七変化する。 和食よりも先に世界無形文化遺産に登録され、 4000種類以上もあると言われるメキシコ料理、 2年の間にできるだけその奥深さに触れられるといいな。 #mexico #cdmx #megustacomidamexicana #家庭料理教室relish

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