先日病床の義母が70歳のお誕生日を迎えました。
往診に来て下さっているお医者様からは、
年を越せるか分からないと言われ続け、
年を越してからは、あと数日と言われ続けながら、
迎えた誕生日は絶不調で、鎮静剤を投与してもらうことになり、
それを聞いて私は自宅で夜中にケーキを焼き、
朝イチの電車で戻って駆けつけ、
もう最後のお別れかとみんなを呼んで
長年ピアノと歌の先生をしていた義母が教えた近所の子がピアノ伴奏を弾き、
みんなで泣きながらハッピーバースデーを歌って、投薬数時間後...
目覚めた途端に「メロン」と要求してきたくらいの
驚異的な生命力を発揮し、我儘も爆裂してくれている義母。
お医者様も看護師さんもビックリ、どうやら心臓が強いらしいです。
介護する家族も心身ともに疲れ果てている状態ですが、
それを笑い話にできてしまうくらい、介護支援の方や親戚に助けられながら
そんな義母と最期の時間を過ごしています。
本人の希望通り家で看取る、と家族で話して覚悟したものの、
キレイごとだけでは済まされず、今まで介護って他人事でしたが、
いかに大変なものなのかと思い知らされ、人生初めての経験を色々とさせて頂いています。
改めて、人間の生と死について、
また自分の最期の時はどうありたいかなどをついつい考えてしまいます。
長いトンネルにいる様な介護生活の中でできる
最近の私のストレス解消法はたまに出られる買い物でお肉を買って、
無心になってひたすら叩いてミンチを作ること(笑)。
両手に包丁を持ってて、自分でもきっと相当怖い顔だと思うので、
誰もいないときに行っています。
冷凍庫が自家製ミンチで埋め尽くされませんように(笑)。
ということで、作ったもの忘備録。
急いで電車で運んだので、家で出直しして、
もう少しデコ
ケーキ待ちになっていたらしく、箱から出されてグチャ
ロウソクを立てられたバースデーケーキ。
義母の好きなクリームはチョコレートで、
中にはこれまた
食べられないだろうから気持ちだけ、と思っていましたが
クリームを少し舌で舐めてくれました。気持ち伝わった
いつもご飯は親戚の家族の分も作っています。
この日は鮭のちらし寿司。
親戚のおじちゃんの大根1本とあとは家にあるものでおで
お正月のお餅を、家にあったお揚げさんで包んで餅巾着に
塩麹に漬けたチキンと近所のおじちゃんの小松菜のカレー
この日もあるもので適当に。
玉ねぎとキノコでかさ増しした豚の生姜焼きと切り干し大
先月作っておいた切り干し大根、助かる~。
乾物、やっぱり助かる~。
鯖と白菜のスパゲッティ。やっぱり美味しい!
回鍋肉。パプリカも冷凍してくと彩りに便利♪
年末のすき焼きの残りのお麩を入れてちゃんぷる~に。
おせちでたくさん作って冷凍しておいた栗きんとんを
親戚のおじちゃんが人参をいっぱいくれたので、大量の人
しかし、今年に入ってからというもの、自宅での料理教室はもちろん、
他に頂いていたお仕事も泣く泣くお断わりせざるを得ない状況で
申し訳なさと悔しさとでいっぱいでしたが、.
このお仕事だけは何か月も前から打合せをしてきた、というお仕事だけは
どうしても断りたくなくって無理を言ってヘルパーさんにお願いできることに。