揺れる思い・・・ | 天使のLove Letter

天使のLove Letter

今ある大切な命 感謝です
神様 仏様 ご先祖様 皆様のおかげです
この世に生まれて 明日があった若い頃
明日がないかもしれない 歳を重ねた今
思い返すと色々ありました
今の歳だから言えることがあります
心自由に 生き生きと楽しく
人生観を綴ります

 

 

  たまたま好きになった人が九州の男性だった…だけなのでしょうか?

 なんで九州なのと思いました。

 私は北海道…暑さに弱いのです。それにアレルギー体質で・・・東京に来てまだたった5か月なのに~

 彼に突然プロポーズされた時は、保留にして考えますと言いましたが、説得されて段々と結婚してもい  

 いかな~と思うようになり…初めは、私が28歳になって先輩以上の人がいなかったら結婚してあげる! 

 から始まりました。すると、彼は「28歳まで待つ必要はない、もう俺以上の男は現れないから安心して結 

 婚しょう!」と自信満々に言い切りました。ーあぜんと致しました。

 「貴方も私でいいの?もっと素敵な女の人が現れたらどうするの~後悔するわよー」と言うと・・・

 「俺はこれと決めたら迷わないのだー」と言いました。「私は迷う~」と言ったのですが・・・

 

 

 

 

  周りからはさんざん言われておりました。おバカな私なのに旬だったからでしょうか?マドンナ的だ 

  と・・・言ってくれた方もおりました。まさかーあんな男と~不釣り合いだーその若さでもったいない

  俺の方がまだましだーと直接アタックして下さった方が何人かいらっしゃいました。信じられない・・・

  早くふってしまえと言われておりました。また、内線電話で叔母様先輩が、Sさんが夢にまで見ると

  言ってた!早く断りなさいと・・・でないと可哀そうと・・・

  ハッキリ断ることの出来た私が・・・なんと優柔不断に断らなくてはと思っていても楽しくてついのびの  

  びで・・・好きになっていたのです。

  彼とはもうすぐ離ればなれになるので、そんなこと言えませんでした。

  なるようになるさ・ケセラセラで、一番大切な結婚相手を決断できませんでした。それが恋なのか愛な

  のかわからないまま・・・彼の事が段々と好きになってゆきました。

  浅草寮でも同じ熊本県の方が方言で話しているのは、全く何を言っているのかわかりませんでしたし

  言葉もわからない上に九州は男尊女卑のイメージが強く男を重んじ女を見下す態度や思想だとも

  言われておりました。

 

 

  それと私が小さい頃から父は、子供が「ただいまー」と帰って来ると「お帰りなさい!」と言えるような

  共働きではなくて専業主婦で、男が働いて妻子を養うのがあたりまえ、女は家計と子育てで女を働

  かす甲斐性のない男は駄目だ!男は経済力があって精神的に余裕がある頼りになる誠実な甲斐性  

  のある男を選べと言われておりましたので、私は共働きをさせる人とは結婚しませんとハッキリと彼に 

  言いました。彼は、共働きはさせない俺も自分や子供が帰って来る時に「お帰りなさい!」と言ってく  

  れる家庭をつくりたいと言いました。

  今の時代にそんなことはないと思っていますが、周りの方々が九州の田舎の男は我儘で亭主関白・

  テレビ番組おしんなどのように洗濯物を干す場所も男と女は違い食事も女は台所で食べてお金も自  

  由にならず親に逆らえず男は遊んで、女は自由に思ったことも言えず子育て家事・介護等々尽くし 

  たり貢いだりで散々だという方がおります。それと近くに姑・しゅうとめ・小姑などいる長男の嫁は

  ただ働きの下女みたいなものプライドも見栄もみんな捨てて我慢我慢の地獄のようなものー

  その若さで・・・と周りは言うのです。まさかーそんなことはないですよねーと聞くと?

  彼は、俺の家は父より母が強い、どちらかと言えば女尊男卑だから安心していいと・・・お風呂も

  男が最後に入ると・・・

  それから熊本は水俣病や日本脳炎などもありました。私は蚊に刺されるとすご~く腫れてアレルギー  

  なのです。九州の暑さもですし、友達も親戚も誰も頼る人がいなくて北海道まで遠くて帰れないかもと 

  思うと不安だらけでした。 

 

  

 

 

  すると、彼は大丈夫だと、網戸とクーラーがあるからと言います。それに俺の家は標準語だから大丈 

  夫とのことです。

  ルームメイトの友は熊本市内でしたので、彼の住んでる町を聞くと・・・あんな田舎に行く気・・・と!

  若くてピチピチ引く手あまたの貴女が・・・よりにもよって・・・と、親戚・友達・誰も知っている人もいない

  そんな所、無理よーと・・・

  確かに現実的には私には無理かもと思いました。

 

  彼に釣った魚にエサはくれる~っと聞きましたら、俺は給料は封を切らずに渡す俺はおまえのくれる

  こずかいでいいと・・・私が彼のそばにいるだけでいいと・・・

  男は始めはそんなことを言い最初は餌をやるが、そのうちやらないのではなく、餌をやりたくなくなる

  そうです。ラブラブなのも3年ぐらいで長くて5年もてばいいほう一生もつ男はなかなかいないから

  結婚する時、神に誓うと聞きました。そんなバカな! 男は釣り上げる前はいいように、こうゆうこと

  言うのですと・・・

  そうなのかな~九州から北海道へはなかなか帰れないし、アウェイに一人か・・・無理です。

  すると彼が夏は1ヶ月北海道へ帰っていい、二人の姉もそうしているから、秋には栗や柿を送り

  お正月には2人で北海道へ行こう北海道の両親にできるだけのことは2人でしょうと、年の順から言う  

  と親は子供より先に亡くなる。その後1人でいるより、子供が幸せでいることが一番親が喜ぶことだ!

  俺は絶対幸せにする♡だから結婚しょう。なるほどと思いました。

  会社は何年も年をとっても責任を持たない今は、いいが毎年若い子が入り直ぐにお局様になると

  寂しいぞー!俺は一生責任を持つ!俺と結婚して田舎で子供と楽しい明るい家庭の方がいいだろう  

  ー!早く結婚したら40過ぎには自由になれて好きなことができるぞ~とか!結婚したら働かなくてい  

  いし好きな絵を描いてテニスをして習い事して暮らせるぞ~網戸もあるクーラーもある大丈夫と言うの 

  です説得力がある言葉でした。やっぱりこの人と結婚しょうと思うのです。

 

   

 

  でも次の日になると、私は騙されないぞ~と思いました。そんなバカではないと・・・

  文徳君の分も輝いて生きてゆこうと思っておりました。神様・仏様・ご先祖様・両親・友・皆さんの

  おかげで今の私があるのだからここは、良く考えなければと・・・

 

  そこで男の言う言葉には責任と義務がある噓じゃないですよねーと2度も念を押して彼に聞きました。

  彼は、噓は言わないと言いました。うそ~それが嘘よね~とも思いましたが、おバカな私はそれを

  信じました。

  もし噓だったら一生騙されたと言っていいそうです。彼は、好きで結婚するよりも女は好かれて結婚

  した方がいいんだ!一生結婚してあげたと言えるから、おまえはそれが言えるんだぞ~っと、いいこ

  とを教えてくれました。

  ほんとにいいの?と聞くと?いいと!俺はそういう男なんだと言うのです。

  さすがー九州男児カッコイイ!おバカな私は信じよう♡やっぱりこの人と結婚しょうかな~と揺れる思 

  いでした・・・