こんにちは、
ジュエリーアドバイザーの細川文です。
「婚約指輪のリフォーム専門店 JewelryRose」を運営しています。
ご婚約指輪のリフォーム、というと、
「しまいっぱなしだけど、夫からもらったものだから、形を変えるのはちょっとかも・・・」とおっしゃる方がいます。
譲り受けた婚約指輪の場合は、「デザインが古くてつけられないけれど、姑からもらったから、リフォームすると怒られそう」という方もいらっしゃいます。
ジュエリー先進国のヨーロッパでは、持ち主に合わせてジュエリーを変化させます。
英国王室のウィリアム王子とキャサリン妃が婚約したとき、贈られたのは、故ダイアナ妃が婚約の記念に受け取ったサファイアの指輪でした。
<サファイアの指輪>
キャサリン妃の指に合わせて、サイズなど多少のリフォームを加えたと思われます。
ヨーロッパでは宝石は受け継がれるものと考えられていますが、土台である貴金属部分は、持ち主に合わせて変化させるものと考えられています。
イギリス王室は、ジュエリーを新しく購入することは少ないそうです。たくさん持っているジュエリーを、そのときに応じてリフォームしているのです。
もしジュエリーボックスの中のご婚約指輪が今のライフステージに合っていないとしたら。
ご主人には、
「あなたにいただいた婚約指輪、豪華すぎてつける機会が少ないからかわいそうで。結婚15周年の記念にネックレスに変えてもいいかしら?
そしたら毎日つけられるの」
お姑さまなら、
「お母さまにいただいた指輪、豪華なのでつける機会が少ないんんです。少し高さを抑えた形にしてもいいですか?
せっかくいただいたとっても綺麗なダイヤモンドなので、身につけたいんです」
そう提案してみてはいかがでしょうか?
私は、
想いは石に宿る、と考えています。
贈った方の気持ち、贈られた方の気持ち。
その指輪をつけ続けた方の想い、過ごした時間。
地球が生み出した石に強い想いが込められているように思います。
贈られたダイヤモンドを今のあなたにぴったりのデザインにする。これこそ最高のお守りです。
********************
想いをかたちにする
**********************